本日のBGV/Fire and Rain

 別段美しいというわけではないし、何がどうしてそうなんだかよくわからないのだけれど、どうにも目が離せないヴィデオだと思う。公開されてから何度となく繰り返し見ていて未だ飽きない。ループ再生して見てしまうくらい*1。何だろうな、こういう映像の魅惑って。

 コウノトリは燃える草原の様子にあたふたしているようにも見えるし、実は普段だってこの程度には忙しくじたばたしているのではないかとも思える。ある程度高さのある鉄塔にある巣のこと、慌てふためく必要はないのだろうから……と思えるのはこちらがそういう知識を持っているからで、そういう見方の出来ないコウノトリにとってはヒトで謂うところの「非常事態」みたいなものと感じられて、やはりじたばたせずにはいられないのかもしれない。

 そんなことは考えたってわかるわけぢゃないのだけれど\(^o^)/

 

 概要欄には以下のような記述がある。

A nest of a rare stork avoided impending doom as fire spread through woodlands in Russia's south eastern Amur region, as footage captured on April 28 and released on Wednesday shows.

The CCTV camera was reportedly placed by biologists observing the life and population of the white stork, which is listed in Russia's 'Red Book' which lists endangered plant and animal species.

 高圧電線の鉄塔(?)の高さのせいかタイムラプスのせいでスケールを見損なっているのかもしれないけれど、"woodlands"って感じには見えないと思いません? 実際のところどうなんだろう。

 

 ついでにもういっちょ。

 コウノトリのほどではないけれど、これも何度も見ちゃうなぁ。

 野生でも同じように雨は嫌われるものなのだろうか。嫌われるとしてどんなふうに雨を避けるのだろうか。それとも人工的な環境の中で雨を嫌う性格がはっきりと現れるようになったのだろうか。

 YouTubeにはそれなりの数のゴリラを撮ったヴィデオが公開されているから、ひょっとするとこのへんはある程度確認できるかもしれない(cf. 「gorilla rain」での YouTube検索結果)。今は原稿仕事があるので大量に見ている暇がない。折を見て、というところだが、結果をちょろっと見ただけでも、「雨の日はブッ飛ぶシャバーニ gorilla jumps in rain.」というようなタイトルが目に入って来た*2。類人猿ともなるとヒト同様、個体差があるわけだな、なるへそ。

 

 

*1: Google ChromeだとMagic Actions for YouTube™というプラグインYouTube再生ページでのループ再生が出来ちゃう。画面のキャプチャその他の便利な機能も揃っている。

*2: シャバーニは、東山動植物園の「イケメンゴリラ」としてそれなりに知られているゴリラ。cf. 「シャバーニ」(Wikipedia)

本日のSong/The Flowers - Truly Madly Sleepy

 The Flowers - Truly Madly Sleepy - YouTubeで初めて知ったヒトたちの歌。チャンネルの著作権まわりの扱いがちょいとよくわからないので、本人さんたちのSoundCloudアカウントから引くことにした。

 オフィシャルサイトが見当たらないし、InstagramSoundCloudSpotify、いずれのページを見ても詳細なプロファイル情報はない。

 適当にググったところをまとめると、The Flowersは、これがデビュー作になる、ヴォーカルのアグネス・オドワイアー(Agnes O’Dwyer)、ギターのディラン・クラーク(Dylan Clark)、ドラムのレイトン・コーチ(Leighton Cauchi)の3人組、シドニーのインディーズ系バンド、というあたりか。

 全体の感じがドリーム・ポップとかみたいな今風ってことなんだろうけれど、僕ら爺ぃ世代にも懐かしさを覚えさせる80年代末期から90年代あたりのアレコレの音作りの影響なんかがあるんぢゃないか。歌詞は英語の聴き取りがさっぱりのパリパリなのでよくわかんないのだけれど、なんでそんなに眠いのかというと、素直に解釈するかぎり、どうも海外旅行の時差ボケかなんかのせいみたい^^;。メロディの切なさに比してそれはないだろうっちゅう気がしないでもないけれど、越境の気怠くも変に充実した感覚とかなんとか云っておけば、なんかしらもっともらしくなるかしら。まぁよくわかりませんね\(^o^)/。

 というわけで、このバンドの先々とかもよくはわかんないのだけれど、この歌はちょいと気に入っちゃったな。

 

Truly Madly Sleepy
Truly Madly Sleepy
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The Flowers (2019-05-09)

折々のリンク/堺東の天牛堺書店跡には丸善が入ることになったらしい。

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なんとなく切ない

 

 なんだかもう全然折々感ないですけれども\(^o^)/。おまけに、今回は「与太」常連諸賢さんには、たぶん目新しさがまったくないネタばかりだしなぁ。

 

 twitter検索がそんな具合になっていたなんて全然知らなかった。これぢゃぁ、たいていの個人のtweetを再発見するのは無理だということか。迂闊な発言が見つかりにくいというのは、ヒトによっては救いになるのかもしれないけれど、う~ん、全体としては不便だしもったいないんぢゃないか。自分の発言だけなら、Twiloghatebuを利用すればいい。けれど、利用していないユーザさんの発言となると、ほとんど絶望的だということになる。他人様のtweetでも気になったものは片っ端からふぁぼっておいて、後でfavologhatebuから検索できるようにしておくしかないか。

 さらにGoogleにも過去10年分のウェブのみが検索対象だという制約があるとなると、たしかに困ることは少ないのだろうけれど、ないわけぢゃないからなぁ。これは何とかならないものか。ここいらへん、Bingその他の検索エンジンGoogleに追従しないでいただきたいものだ。案外、このへんでGoogleの業界トップの地位が揺らぐような過去検索のアイディアなんか、生まれて来ないかしらね。

 

立ち読み課題図書、その他

 6月6日刊行予定。

 

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 未だ御目文字叶わず。丸善待ちしかないのかもなぁ\(^o^)/

 

万葉集の発明 新装版
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 こちらもまた。

 

 いっそ堺東の高島屋、丸ごとジュンク堂書店にでもならんもんか。

 

*1: ただし、プライバシー関連では気になるところもあって、プライベイトな用途(メイルとか)には注意して使う必要がありそう。規約はちゃんと読んでおいたほうがいい。

還暦

 《これが人生か、ぢゃ、もういっちょ》(ニーチェ)だわね(違

 

 60歳を還暦、つまり人生の折り返し地点としたのはどういうアレなんだろう。

 最近の報道だとヒト個体の寿命の限界がだいたい120歳あたり、後は少々医学医療保健衛生その他アレコレが進歩しても伸びる心配はないらしい。生物学的には、だからして60歳を還暦としたのは正しかったということになるのか。ヒトの生物学的基準で考えて正しいのはいいとして、実際的還暦ならばすでに20年少々だかそこいら以前に、うっかりうかうか無自覚に過ごしてしまったことに今さらながら気づかないわけにもいかず、ジタバタ醜態を晒し始めるにも都合のいい年齢なのかもしれない。というような余計なことをついつい考え始めてしまう。

 どこで読んだか忘れちゃったのだけれど、そのどこだかの調査によると60前後がそのヒト個体の寿命の中では一番謙虚になっている傾向があるとかなんとかなのだそうな。周囲を見回すかぎりにおいて、もしそれがホントウならコイツら若い時分にはどれほどの傲岸不遜、天上天下唯我独尊の輩だったのか想像を超えておるわとしか思えないような気もするけれど、我が事としてはそういうこともひょっとするとあるのかもしれないと思わないでもない\(^o^)/。謙虚になったからといって他人様ひとさまからの助言を有難く承るようなタマぢゃぁございませんが、変な自尊心で突っ張ってカッコをつけるよりは、己の程度を謙虚にわきまえて醜態を怖れず今しばらくジタバタし続けるより他ありませんかね、とかなんとか。

 と、そんなこんなで、先月28日で還暦を迎えちゃいましたとさ\(^o^)/。

 

立ち読み課題図書、その他

Paul Simon: The Life
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 ライブツアーからの引退は昨年のこととして、今年始めにはThe Late Show with Stephen Colbert に出演したしhatebu、この夏にはチャリティー・ライブを行う(cf. Paul Simon to donate festival proceeds to environmental orgs | The Sacramento Beehatebu)とかで、なかなかくたばらない教祖様、真の決定版伝記の完成はまだ当分は先のことなのかもしれないしなぁ。

 翻訳を企んでいる出版社さんはさっさと名乗りを挙げていただきたいものである。ぶ~。