本日の備忘録/Time flies in Google Earth’s biggest update in years

 こちらのヴィデオだけでも充分興味深い。プレイリストにしてあるので、どうせなら全画面表示で。

 表題の件については、日本でももうメジャーどころのサイトさんが取り上げている。というわけで、詳細な日本語情報はそちらのほうで、ということにして、ここではメモに留める。以下適当、昨朝目についたもの。英語モノはまだちゃんと読んでいないのだけれど\(^o^)/

 冒頭に掲げたヴィデオの公開だけでも、個人的には充分興味深かったのだけれど、本来的なポイントはGoogle Earthに付加された37年分の変化を眺める機能のほう。そちらのほう、残念ながら期待したほどの解像度がないのだけれど、まぁまぁ大雑把な変化は興味深いと云えなくはない。解像度が上がると、うちのポンコツぢゃ対応しきれないかもしれないしなぁ\(^o^)/

 とはいえ、気になる機能であるには違いない、というわけで「大阪府大和川以南」(Google Earth)。ボンビー環境のせいだろうけれど、うちからだと読み込みに多少時間がかかった。関西新国際空港くらいしか目立った変化はないけれど。

20210416125200

空港のなかった大阪湾

20210416125219

空港のある大阪湾

 この写真ぢゃ、小さくてアレなのだけれど。関心のある方は実地に当たって3D表示などにもチャレンジなさるとよろしいかと。さらに画面右のメニューから辿れるアレヤコレヤもまずは面白い。当分、ない暇も潰れてしまうこと請け合いだわ\(^o^)/

 

 こういうサービスがどの程度まで普及し洗練されてゆくかはわかんないけれど、パーソナルな知見の及ぶ領域を広げてゆくネットの力をひさしぶりに感じちゃったな、というのはいささか大げさか。うーん。

 

立ち読み課題図書、その他

高田渡の視線の先に-写真擬-1972-1979-

高田渡の視線の先に-写真擬-1972-1979-

  • 作者:高田 漣
  • 発売日: 2021/04/16
  • メディア: 単行本
 

 「写真もどき」なのだそうな。

 アマゾンのページからだと紙のほう、判型が示されていない。そりゃアカンやろ。価格からするとそんなには小さくない判かなと想像はするけれど、サイズによってはKindle版のほうがいいかもなぁ。うーん。って、どのみち現在のからっけつのすかんぴん、ちょっとすぐには手が出ない価格なのだけれど。

 

 まだちょいと先。

 

 ちょっと気になる。

 

取材・執筆・推敲 書く人の教科書

取材・執筆・推敲 書く人の教科書

  • 作者:古賀 史健
  • 発売日: 2021/04/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 最近は文章指南書の類をさっぱり読んでいないなぁ。

 

複眼人

複眼人

  • 作者:呉 明益
  • 発売日: 2021/04/05
  • メディア: 単行本
 

 大野木 寛先生のお薦めということで。

 

本日の備忘録/降霊術2.0、もう半ば以上(?)実現できちゃってるのね\(^o^)/

 画面に映し出されたキャプションをご覧になれば、「本日の備忘録/降霊術2.0」で述べたアイディアが、実はすでに生魑魅いきすだまレヴェルでインプリメントされていたことがおわかりいただけるだろう。うーん、やっぱり同じようなことを考えるヒトはいっぱいいらっしゃるということなのかぁ。

 また、人の見た目や声、思考などの個性を学習して本人にそっくりに応答するというAIは、うつ病などの悩み相談の窓口としての活用が期待されます。

 「うつ病などの悩み相談」とあるけれど、相談相手は「本人」ということなの? 本人そっくりの相談相手に悩み話を打ち明けても、そもそも本人(オリジナル)が解決できないからこそ相談が必要なのであって、解決できない心理状態を抱えた本人(オリジナル)そっくりに作られた本人(AI)にその解決能力が備わっているというようなことがあり得るんだろうか? むしろ、永遠に抜け出せないクラインのド壺状態の鬱に陥ったりしやしないかしら\(^o^)/

 愚痴みたいなものであれば、本人(オリジナル)にそっくりに作られた本人(AI)のことだから、果てしなく共感してくれて、ホッと一息つけちゃう、くらいのことはありそうだけれど、それにしたところで、うっかりすると愚痴出力が入力に返されちゃうようなものだもの、電気回路で謂うところの「帰還」みたいな現象、フィードバックが起きて愚痴のハウリングが生じたりやしないだろうか? 愚痴のハウリングって、しかしどんなもんなんだ?

 そんなこんなで、本人(オリジナル)対本人(AI)というのは、精神病理的に問題があるんぢゃないだろうか(素人談)。ここはやはり本人(AI)対他人様ひとさまで使うのが安全安心。

 たとえば、オンラインのZoomゼミなんかには、本人(AI)を出席させておけば単位は楽勝(なのかどうか)、ついでに先生も本人(AI)が講義も指導もホイホイというわけで、教育をうっちゃらかって好きな研究に没頭する収入と時間が確保できちゃうというのはどうか\(^o^)/。

 しかし、こういうのがポピュラーになっちゃうと、本人(オリジナル)の許諾なしに背後霊にアレコレ語らせてみせるのではなく、自称「本人(AI)」にアレコレ喋らせるという、ずっと危うい商売もできるようになっちゃうかもね。鶴亀、鶴亀。

 

ふろく

 しっかしなぁ、こういうの、開発企業名くらい報じたからといって番組の時間不足が起こるわけでもないだろうに、なんで報じて下さらないもんですかね。ぶー。企業のウエブサイトでもあれば、開発をめぐる話の一つも宣伝がてらに掲載されているかもしれないのにぃ。うー。

 というわけで、テケトーにググってみたらば、「第5回AI・人工知能 EXPO 春について」(クリスタルメソッド株式会社)にたどり着いた。件の技術は「Deep AI copy」というものらしい。リンク先には、以下のような概要説明がある。

Deep AI Copyとは、個人の見た目、声、趣味、思考、知識、自己認識などをAIにインストールするサービスです。Deep AI Copyでは、コピーする人の顔画像、声データを深層学習させ、本人とそっくりの見た目のAIを生成可能にしています。また、Deep AI Copyには今後、空気を読む人間らしい発話・発話、本人そっくりな顔表情の再現、個性のコピー、意識の生成を中心に研究開発が行われる予定です。具体的な応用先としては、カーナビへの応用、案内役・アナウンサーのAI、新しいお墓の概念(当時の知識や技術、思い出のコピー)、株価の予想などがあげられます。また、医療や介護現場、オフィスの受付など人との繊細かつ複雑なコミュニケーションが重要な場面や、例えばAIがタレントや声優として活躍するといったエンターテイメント領域でも活用が期待されると考えています。

 《新しいお墓の概念(当時の知識や技術、思い出のコピー)》なんていうアイディアが出ている! こりゃやっぱりAIによる降霊術2.0だわね。より詳しい説明が「DeepAiCopy」(クリスタルメソッド株式会社)にある。こちらにも《新しい「終活」のかたち》の項目がある。これはもうどう転んでも降霊術2.0的な技術ってことだわね*2。うーん。

 

おバカな答えもAIしてる 人工知能はどうやって学習しているのか?

おバカな答えもAIしてる 人工知能はどうやって学習しているのか?

 

 

*1: TV局チャンネルの動画は、比較的早々と削除される傾向があるので、関心のある方はお早めに確認されたし。同様の動画と記事は、「国内最大級のAI最新技術展 災害時の安否確認も」(テレ朝news)でも、今のところ確認できる。

*2: そういう呼び方は開発者さんには、好まれないかもしれないけれど。

本日の備忘録/Wide Dynamic Projection Mapping in Rhythmic Gymnastics

 これ、スゴいんぢゃないですかね。

We have realized the combination of wide dynamic projection mapping and rhythmic gymnastics performance. "VarioLight 2" system can realize dynamic projection mapping onto a moving ball surface without any projection misalignment. Sticky and high-resolution projection is possible even for dynamic, irregular, and wide ball motion. We can observe clear and contrasted projected content, and visually grasp the ball rotation. Lively rhythmic gymnastics and wide dynamic projection mapping create a beautiful visual harmony. This technology will lead to further live applications such as media art, entertainment, and sports training.

YouTube再生画面下概要欄*1

 新体操のダイナミックな動作に追従し、あるいはひょっとすると多少なりとも予測をし、小さなボールに対して正確にプロジェクションマッピングするとなると、エンタテインメント系のあれこれには結構応用の効く技術だということになるんぢゃないだろうか。統制される映像が、立体的な物体の激しい動きに、リアルタイムで正確に追従するとなると、ライブ関連かなぁ、まずは。

 以下のヴィデオのように、これまでは固定された物体に投影するという制約から逃れられなかった。

 現状ではギターをしっかりと固定しないと安定したイメージの投影が出来ないことがよくわかる。これでも静かな作品を聴かせる分には何の問題もない。けれど、最近では増えた立って弾くギタリストがちょっと激しくプレイしようとするとき、このままでは詰まらないだろう。動きにリアルタイムに追従してくれるプロジェクションマッピングが可能であれば……と考えるギタリストがいてもまったくおかしくはないだろう。

 弾き語りのような場合だって、たとえばこういう感じのライブで、ギターに歌詞の断片など投影するだけでも、雰囲気を盛り上げるのに効果抜群っぽいんぢゃないか。

 あるいはまた……。

 2010年くらいだったっけかのTOYOTAの新車宣伝イヴェントでの3Dプロジェクションマッピング

 ここでは車自体は静止したままだ。車輪の回転が投影されているために走っているような感じはしないでもない。しかし、たとえば実際にサーキットを走る車に様々なイメージを投影できたら……と考える広告デザイナーがいてもおかしくはないだろう。

 それが可能であれば、たとえば隅田川を渡る東武線の電車にイメージを投影することなんかあっていいんぢゃないか。スカイツリーや桜並木を背景に、人寄せ効果バツグンの企画ができちゃいやしないか。

 あるいは、冒頭のヴィデオでは投影装置は固定されていたわけだけれど、投影する側/される側の位置関係が素早く計算できるならば、どちらも動いている状態でのプロジェクションマッピングも可能だろう。たとえば、飛行船を2機飛ばして相互にイメージを投影し合うようなプロジェクションマッピング。飛行船でなくとも実際の船でもいい。

 

 というようなことは、僕が考えても意味ないような気がしちゃいはするのだけれど。

ふろく

 とくに説明は要さないかしら。

  

The Neck Is a Bridge to the Body

The Neck Is a Bridge to the Body

  • 発売日: 2015/03/03
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 「The Surface Changes」収録。

 

本日の備忘録/うさぎ、うさぎ、何見て逆立ち?

 YouTube再生ページ概要欄の説明からテケトーにかいつまんで説明もどきしておくと、遺伝子の変異によって今まで通りの後脚で跳ぶよりも、逆立ちしようとするウサギができちゃったということらしい*1

 ただし、ウサギの逆立ちは必ずしも珍しいことではない。テケトーなキーワードでYouTube検索をかけてみると、たとえば「RAW: Rabbit walks on front legs in southwest China」(New China TV、YouTube)のような2015年の映像なども見つかる。これ自体はいかにも芸として仕込まれた逆立ちと見えるものだが、芸が仕込める可能性を考えるきっかけとなるような振舞いを見せるウサギが一定数自然に存在してきていたからこそのことだろう(か?)。

 今回のポイントは、原因となる遺伝子周りがはっきりしたというあたりになるのだろう。

 同じく5日の報道。映像そのものは2日に撮影されたのだそうな。写真家ポーラ・クーパー(Paula Cooper)*2が車の中から野原にいる野ウサギを観察していたところ、たまたまこの2羽がボクシングを始めたのだという。

 逆立ちに遺伝子的な原因があるのなら、直立二足歩行にもそのへんに関連する要因が働いていたってバチは当たらなさそうなものだけれど、上のような撮影事情からしてそのへんの話はとりあえず出て来ない。

 

 ヒトの直立二足歩行みたいなものも、四足歩行、ナックルウォーキングから徐々に直立二足歩行へ移行したわけではなく、遺伝子変異によって突然直立二足歩行を始めちゃった、みたいなことだってあるのかもしれないな。

 歩行が四足歩行から徐々に直立二足歩行へと変化していくのではなく、ある日突然、一匹の類人猿がモノリスに触れたのが原因の遺伝子疾患で、ひょっこり直立二足歩行し始めてしまうような……と、そっちへ持っていってしまうのは、いんちきSF映画に仕立てるにしても、いささかならず陳腐か。

 あるいはまた、「スペインのビーチにも…謎の『モノリス』」(AFPBB News、4月1日)というわけで、ここのところのモノリス騒ぎ、現在のところスペインが最前線ということになっているのだけれど、実はよくよく探してみると、ポーラ・クーパーが2羽のウサギを撮影した、英国ノーフォーク(Norfolk)はスワファム(Swaffham)界隈にモノリスが潜んでいたりするのですね。サルへの試みを今度はウサギ相手に再度……というのも話としてなんだかなぁ。うーん。

 

 毎度とりとめなくてアレなのだけれど、ウサギの、逆立ちに二足歩行、同じ日に目にしたというのも何かの縁(?)というわけで、φ(..)メモメモ。

 

2001年宇宙の旅 [Blu-ray]

2001年宇宙の旅 [Blu-ray]

  • 発売日: 2010/04/21
  • メディア: Blu-ray
 
2001年宇宙の旅 (字幕版)

2001年宇宙の旅 (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 今ならプライム・ヴィデオってことになるんだろうか。使っていないのでよくわかんないんだけれど。

 

決定版 2001年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫SF)
 

 

*1: 詳細を知りたければ、「A loss-of-function mutation in RORB disrupts saltatorial locomotion in rabbits」(PLOS)など参照されたし。アテクシは詳細にまでは関心がないので読んでいないのだけれど\(^o^)/。

*2:Paula Cooper (@iceniphoto) / Twitter。今ならトップに上の映像を含むツイートが冒頭に固定してある。