本日のギターメモ/空に小鳥がいなくなった日(歌伴試作)
「本日のSong/空に小鳥がいなくなった日」で取り上げた谷川俊太郎と林 光による作品。「本日のギター・メモ/「空に小鳥がいなくなった日」歌伴パタンの構想」で述べた歌伴パタンをとりあえず形にしてみた。実際の歌は1番から5番まであるところ、3番ぶんまででちょうど3分の再生時間。
もし5番まで全部歌をつける折があるとすれば、《1番+2番+ブリッジ*1、3番+4番+ブリッジ、間奏+5番おしまい》というような構成になるだろうか。って、一人ぢゃ間奏は難しいわなぁ。うーん。
とりあえず具体的な音にしてみた感触としては、アルペジオのパタンそのものは悪くないんぢゃないかというあたり。簡便な割にあんまり耳にしない形にはなったというわけで、考えていたような形に収まったかな。公開しておいていうのも何だけれど、問題は演奏がエラくお粗末さまってことだわね\(^o^)/。下手糞爺さんが練習熱心でなければこうなっちゃうというような見本ですかね。せいぜい暇を見つけて、メトロノームも用意して練習でもしますかね。いやはや。
オリジナルのほうで登場していたシンガーズ・スリーのパートって、全体の構成の中で思いのほか意味があるように思えてきた。このへん、弾き語りの形にどういうふうに取り込めるか。そこいらへんは諦めるしかないか。って、別に弾き語りを
今回はWAV⇒MP3のコンバートにOnline Audio Converterを、YouTubeへのアップロードにTunesToTube - Upload Filesを使用した。ここを読んでおられる可能性はほぼゼロだと思うけれど、それぞれの無料サービス提供者様に多謝m(_ _)m。写真は言問橋で撮ったヤツだったんぢゃなかったっけかな。
「メトロノーム」(YouTube)、「ALFANOTE TV musical instrument · Music total channel」という出版社さんのチャンネルで公開されているメトロノームのヴィデオをYouTubeのプレイリストにまとめてみた。メトロノーム、こういうのを利用する手もあるわけだな。生真面目に取り組むには、テンポの区切りは大雑把過ぎるかもしれないが、爺ぃの練習の足し程度なら簡便手軽で文句なし、ぢゃないか。
「発掘プロジェクト」の頁に「空に小鳥がいなくなった日」の譜面が掲載されている。ディスプレイが大きければまた話は違ってくるのだろうけれど、うーん、紙のほうが見やすいかな。
元々は、上のと同じくサンリオから、ただし1974年に出ている。
本日の備忘録/草尾事件
そういう事件って今でもあるものなのか。
5日夜遅く、大阪府堺市の住宅で、見知らぬ男が勝手に食事しているのを、この家に住む男性が見つけた。男は男性らに取り押さえられると意識を失い、その後、死亡した。
警察によると、午後11時ごろ、堺市東区草尾の住宅で、この家に住む60歳の男性が、水を飲みに台所に行ったところ、見知らぬ男が椅子に座って、冷凍食品のパスタなどを食べているのに出くわした。男は、この家にあったTシャツを勝手に着ていて、男性が話しかけると「玄関から入ってきた」などと答え、逃げようとして暴れたため、同居する男性の父親が110番通報。男性と隣に住む弟が一緒に、男を取り押さえたという。警察官が駆けつけると、取り押さえられた男は、意識を失っていて約1時間後、搬送先の病院で死亡した。
男は所持品などから、大阪府内に住む30代とみられ、警察は身元の確認を進めるとともに、詳しい状況を調べている。
堺市東区草尾といえば、散歩圏内にある草尾のことだ。南海の路線バスがまだあたりを走っていた頃、虹が丘から、鶴道、草尾、福町まで、母の買い物に連れられてバスの窓外に眺めた草尾でもある。昔はちょっとした溜池がバス停近くにあって、夏になると布袋葵の腐臭が開け放たれた車窓から車内に、あっという間に広がったのを覚えている。「
冒頭に挙げたのが、そのかつての溜池。現在ではほとんど埋め立てられて、画面左に見えるとおり中古車売り場ができていたりする。いつ頃こうなったのかは知らない。けれど、子どもに注意を促す看板が残っているのを見ると、ベラボウに以前だということはなさそうだ。
溜池はほとんど消えてなくなり、埋め残された部分にだって全然水が残っていないのだから、イラストのような意味での「あぶない」事象は生じ得ない。もちろん、埋め残された部分に滑落して怪我をする程度の危うさは残るのだろうから、このあたりで派手には遊ばないほうがいいといえばいいかもしれない^^;。
草尾も界隈同様江戸期に新田開発が行われた地域だ*1。だから一帯には溜池や井戸跡が目につく。調べたことはないのだけれど、写真の溜池もたぶん新田開発時分からのものだろう。溜池一つのことを地域全体に敷衍していいわけはないと思いつつも、そういうずいぶん長く続いていたものが、比較的最近になって消えつつある場所なのだとまとめたくなってくる。そういう、唐突な変化が起こっているのだと考えるとき……。
なんだか話の筋が怪しくなってきてしまった。元に戻す。
見慣れぬ不審者が夜中に自分のうちの台所で勝手に飯を喰っていたなどという
喰い物に事欠き、取り押さえられて(簡単に?)亡くなってしまうとなると、今なら新型コロナ感染症のことを心配したくなるところ。流行の影響で失職し飢えた結果なのか、感染したが療養中の支援も不充分で心身とも弱っていたところを押した結果なのか。けれど、記事に書かれた事柄からの想像としては、いずれも妄想過多の余計なお世話というところだな。
何にせよ要するに、だ、己の散歩圏内でずいぶん奇妙な事件が起きたものだから、ずいぶん驚きましたとさ。というあたりに話は落ち着く。
何一つとして、めでたしめでたしとはならないのだけれど。
立ち読み課題図書、その他
少なからぬ数の現代音楽は、以前ならばマニアックな音源を入手しなければ耳にすることが難しかった。しかしインターネットにおける「YouTube」や「Naxos Music Library」(有料)などの登場は、状況を劇的に変化させた。本書で言及する作品も、今やその多くはこうしたサイトで触れることが可能である(ただし日本語の作曲者名やタイトルでは検索に引っかからないものも多い)。気になった作品は、ぜひ音を確かめていただきたい。
本書「はじめに」末尾
とは真にその通りなのだけれど、ならば人物名であれ作品名であれ、読者サービスということで初出箇所では原綴も記されていていいんぢゃないか。もちろん、人名であれ作品名であれ、カタカナ日本語表記でもウィキpその他を当たれば原綴も知れるわけだけれど、面倒臭い。おまけに、たとえば「メシアン」で取り上げたQuatuor pour la fin du temps Quartet for the Endなんかの場合、本書に記された「時の終わりのための四重奏曲」よりも「世の終わりのための四重奏曲」が一般的な日本語表記だったりするような翻訳の違いの問題その他日本語表記の揺れの問題もないわけではない*3。
原綴、書いておいてくれるとありがたいのになぁ、と思う折は、しかしまぁ本書に限らずあるよなぁ。
新譜かな。メロディ等多少自己模倣的なところが耳についたかな、という気もするけれど、全体にいい感じなのはもう揺るがない。昨年の『World On The Ground』は*4めでたくグラミー賞ベスト・アメリカーナ・アルバム賞を獲得して*5、調子づいているところ。聴いて名前を心に深くとどめておいてバチは当たらない。
本人チャンネルのプレイリスト、『Blue Heron Suite』(Sarah Jarosz、YouTube)で試聴できる。
*3: たいていの場合、とくに有名な作家、各品の場合なら、ググれば揺れ幅の中にありそうな候補も上がるし、それらからの見当もつくにはついちゃうけれど。
*4:cf. 「本日のSong/Sarah Jarosz - Johnny」
*5:cf. 「Sarah Jarosz Wins Best Americana Album | 2021 GRAMMY Awards Show Acceptance Speech」(Recording Academy/GRAMMYs、YouTube)これでもういくつ目のグラミーだっけか?
本日の備忘録/Best game of chase, ever
Best game of chase, ever pic.twitter.com/6YDsMXq08P
— Strictly (@StrictlyChristo) April 24, 2021
けれど、このヴィデオ、どうにも解せないところがある。
そもそものこととして、犬を鶏が追いかけるものなのかという根本的な疑問がある。近くに雛のいる巣があるのをこの犬が狙っていると案じたのではないかいうようなことも、鶏以外の鳥であれば考えられたかもしれない。雛を守らなければならないとなれば、自分よりも強そうな獣に立ち向かうことがあっても不思議ではない。けれど、卵であれ雛であれ、ヒトの管理に任せる以外になさそうな鶏に、そういう動機を考えるのは難しそうだ。
加えて40秒過ぎあたりの鶏のジャンプ^^;。もうこのあたりになると、古典的なアニメーションの追跡シーンにおけるギャグを再現しているのではないかと思えてくる。とどのつまり、このあたり、映像をイヂった結果ではないかという疑いが兆してきてしまう。
この部分を面白いと感じるのは、僕だけではない。アップした本人さえ、
How can you not smile when the dog makes the chicken jump? They are having too much fun.
— Strictly (@StrictlyChristo) April 25, 2021
とツイートしていらっしゃるし、その少し前からだけで再構成したヴィデオをツイートしているレスも複数ついている。けれど、そのあたりに演出・編集の類を思わせるところがあるという議論は、パッと見、ないみたいだ。
また、同じヴィデオが公開されている「Best game of chase you will ever see.」(Imgur)でのコメントでも、特段の疑いは出て来ていないようだ。
とすると、トムとジェリーの追い駆けっこシーンなんかで、追跡側が何かの拍子に飛び上がってしまうのは*2、アニメ作家さんたちの創作なのではなくて、実はヴィデオに登場したような動物たちの活動に対する観察の積み上げの中から拾い上げられたものだったのだろうか?
と、また僕が考えたって意味のなさそうなことを考え込んでしまう\(^o^)/
立ち読み課題図書、その他
φ(..)メモメモ、「京アニ元社員の大村さん 松崎町が舞台 学生時代の絵本出版」(SBSnews6、YouTube)。「京都アニメーション放火殺人事件」(Wikipedia)、2019年のことなのに、もうめった話題に上らなくなっちゃったな。当事者さんにはまだまだ生々しい出来事のままなのだろうけれど。
具体的にこの製品がお薦めというわけではなくて、TLで話題になっていたのが気になったということで。耳の保護みたいなことが上がっているけれど、こうしたベルトはマスクの密閉度を高めるのにそれなりの効果があるらしい。たしかに、使い捨ての不織布マスクでは、どうしてもマスクと顔の間に隙間が出来てしまうことってあるもんなぁ。というわけで、Amazon.co.jpでの「マスクバンド」検索結果。
読み返したいのだけれど、行方不明。引越しの折に紛失した疑い濃厚。いつ失くしたのかがわかっても取り戻せないのでは意味がない。うー。買い直すしかないかぁ。
*1: ただし、適当なキーワードでググると、これがオリジナルのアップロードであるとはいえないようだ。e.g. 「Australian Shepherd Plays With Rooster」(Tammy Sattler、YouTube)など。これは公開日付が2020年8月24日になっている。概説欄の説明を見ると、これがオリジナルかなとも思えるが、公開チャンネルには他の動画が公開されておらず、チャンネルの性格もよくわからない。他に同じ犬と鶏の組合せが登場するヴィデオでも複数あれば、いくらか確信も持てそうなのだけれど。
*2: うーん、念のために飛び上がるシーンを確認しようとしたのだけれど、記憶の中にあるような派手な飛び上がり方を見せる追跡場面は見当たらない。e.g. 「Tom & Jerry | All That Chase! | Classic Cartoon Compilation | WB Kids」(WB Kids、YouTube)。何かの記憶錯誤なのだろうか。それともさらに時代を遡る映像になら登場していたんだろうか(『トムとジェリー』に関しては白黒世代なもので\(^o^)/)。このへん、折があれば確かめてみたいかもなぁ。
本日のギターメモ/カポタストの使い方
how to not use a capo pic.twitter.com/P2qvSIgd4t
— Margo Price (@MissMargoPrice) May 1, 2021
ギターを弾いたことのあるヒトになら説明抜きで通じるよね。元ツイートはカポの使用法を知っているヒトのことしか考えてないな\(^o^)/
ギターをお弾きにならない方はご存知ないかもしれないけれど、手描き赤丸内の左端に見える、ギターのネック(棹)に装着された金具みたいなものがツイートの語るところのカポ(capo)*1。装着位置よりもサウンドホール*2寄りに左手が位置していなければ、装着した意味がない*3というのがこの写真のオチの核心。
何ぶんディジタルな映像の信頼性がひどく低落してしまった時代のこと、ボリス・ジョンソンのあまりにもおバカさんな写真に、パッと見、合成映像ではないかと感じたのだけれど……。
1分5秒あたりからの映像を見ると、なるほど、背景の掲示物は同一だし、カポのほうは、なるほど「how to not use...」である\(^o^)/。2013年の映像だから、ご本人としては今さらな旧悪を暴かんでくれというところかもしれないけれど。
政治家さんともなると、ときに虚勢・ハッタリをカマすことだって必要なのかもしれない。けれど、ロンドン市長(当時)にとって、ギターで弾き語り出来ると見せかけることにどれほどの意味があったのかなかったのか。そこいらへん、実は政治家稼業とは隔たりの遠い、本人根っからのキャラクタが問われるところのようにも思える。そうなると話はご愛嬌では済まない。けれど、そのへん、アテクシなんぞが素人心理学であぁだこうだ申し上げたところで何の益があるものか。それもまた素人のハッタリの域を出ないということにしかならないか。うー。
冒頭のtweetからGoogleの画像検索*4へ、そこから「Boris Johnson busks it again – this time in a tube station with Misha B」(The Guardian, Wed 27 Mar 2013)へ、で、同記事の見出しでYouTube検索してこのヴィデオにたどり着いた。The Guardianの記事にもヴィデオが掲載されているけれど、ブログへの埋め込みにはYouTubeのほうが便利というわけで、まぁ。
カポとなれば個人的にはG7thのパフォーマンス・カポということになる。なるんだけれど、新製品はまだ使ったことがない。今でも初代のパフォーマンス・カポで間に合っている。「三代目襲名/G7thのパフォーマンスカポの新しいヤツ」でそこいらへんについては触れた。
最近ではマイク・ドーズ(Mike Dawes)がCMに登場している。パフォーマンス・カポはずいぶん値が張るのだけれど、こうなると彼のファンの方ならこれを使うしかないですね\(^o^)/
ま、パフォーマンス・カポ限定のCMぢゃないんですけれどね。
カポのようなしょっちゅう使うツールは、他人様の話を聞くばかりでは自分にふさわしいものにたどり着けないことも多い。結局自分であれこれ試した上で……という類のものだと思う。実際そういうもんだから、面倒臭くても仕方ないですね\(^o^)/というわけで、Amazon.co.jp「カポタスト」の検索結果をどうぞ^^;。
*2: ボディーに開いている穴。
*3: このへんのわけがわかんないヒトは、「カポの使い方」(YouTube検索結果)から、適当なヴィデオを選んでご覧になるとよろしい。確認したわけではないけれど、どれを選んでも大差ない解説になっているんぢゃないかと思う。「カポタスト」(Wikipedia)に頼るという手もあるけれど、本件に関しては「百聞は一見に如かず」だな。