東京貼り紙・看板散歩/南千住、ビジネスホテル紅陽の壁絵がまたまた描き変えられていた

南千住、ビジネスホテル紅陽、2012年8月ESOW作品

2012.8.

 また描き変えられていたのだった。

 福助のモチーフが手をついているのか幽霊のポーズをとっているのか。

 《こちらが調べなくたって、どっかから情報が舞い込んで来ないほうがおかしいくらいのもの》なんて書いていたら、ホントに描き手さんの情報が舞い込んできた(^_^;。「ビジネスホテル紅陽の壁絵が描き変えられていた。」*1コメント欄に、《昨日また書き換えてますよ!》との話とともに、描き手さんの名前情報まで賜る。で、先週末所用ついでにほんの少しだけ足を伸ばして眺めに出かけてみたというわけ。

たまたま行き着きましたものです。
昨日また書き換えてますよ!
作者はESOWさんです。
下のシャッター
人はZECSさんです。
手はESOWさんと同じグループのSKEMさん

 山谷堀公園のシャッター絵、描き手さんが同じなのか違うのか迷うところだった理由もほぼわかったし。

南千住、ビジネスホテル紅陽、2011年7月ESOW作品

2011.7.

が、

南千住、ビジネスホテル紅陽、2012年7月ESOW作品

2012.7.

こうなって、

南千住、ビジネスホテル紅陽、2012年8月ESOW作品

2012.8.

こうなったわけだ。

 

 ESOWの名前をググってみると、出て来る出て来る。扱っているページには《国内はもちろん、世界的にも高い評価を受けているグラフィティライター「ESOW」氏》なんていう文言もあって、実はこの描き手さん、相当有名な方だったようだ。というわけで我輩の目もまだまだそうは曇っていなかったということだな。えへん。

 

 ESOW氏の作品分布地図なんかあると便利だろうなぁ。というかそのへんも、だれかすでに作っていたりしそうかな。単に描かれている絵がおもしろいというだけではなくて、どういう周期でなのか描き換えられ続けるというのだっておもしろいもの。一度だけではなく、何度も絵のある場所を訪ねてみたくなる。

 

おまけ

 Google Street Viewによるビジネスホテル紅陽壁面のグラフィティ。

 これを埋め込んだ時点では、2016年2月の様子が見える。更新につれて映像も変わるんだろうか?

 

無銭ひとり散歩―お金をかけずに東京珍スポット見物!

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 著者が著者なので気になるのだけれど、未だご近所の書店では巡り会えない。うー。