パッと見、特段の注意を払うべき
でも、まず幟に書かれたコピーを読んでほしい。そして、幟の奥にあるものを見てほしい。
そうなのだ。これは仏具屋さんの店頭に立っている幟なのだ。奥には、仏壇や位牌が並んでいるのがわかるだろうか。
しかしなぁ、これはつまり仏具屋さんでもビールを販売し出したということなのだろうか? 前をすっと通りがてらに撮っただけなので店の中までは覗いていないからわからない。とりあえず、お供え物としてのビールというのは理解できる。しかし、御燈明としてのビールというのはどういうことだろうか? 仏様用のビールは度数が高くなっていて、芯を垂らして火を点けると御燈明代わりになる、なんてことはなさそうだし、成仏するとヒトはビールに輝きを見出すようになる、ってんなら、生前からしてビール党のヒトは即身成仏してしまいそうだ。それとも寺での法要の折、呑兵衛な坊主に御燈明料の代わりにビールを差し出すということなんだろうか、って、それもありそうにないような気がする。
「御燈明」に、世間知らずの僕にはわかってない意味があるんだろうってのが一番ありそうな話か。うーん。こういう店頭の宣伝、つまりはだれでもわかっていそうなことって、ちょいと店のヒトに尋ねるのもカッコ悪い。後でググっておくことにする*1。
復旧時補遺
この幟の意味するビール、実はろうそくなのだそうな。コメント欄の内容がまったく復旧できていないので記憶だよりなのだけれど、たしか、「昔『西部二人組』ってドラマがありまして」 のa-rino-miさんと「火薬と鋼」 のmachida77さんからご教示を賜ったのだった。なるへそ。
*1:cf. google:御燈明