昨日、所用のついで、少々迂路を選んで駅跡前を通ってみたら、もうすっかり解体が進んで高架の橋脚だけになっていた。最後の最後を見届けられず残念。
いつ片付いてしまったのか、Google News Searchでは「隅田公園駅」で該当するニュースは皆無だった。ニュースにさえならないのか。かろうじて、 「東武伊勢崎線旧隅田公園駅跡が鉄道高架耐震工事の為に解体されました。」(墨田オンブズマン大瀬康介墨田区問題と行政改革ブログ)*1に、幾葉かの写真と《12月20日東武伊勢崎線旧隅田公園駅跡が鉄道高架耐震工事の為に完全に解体されました》との記述あり。ここのところのジタバタで、界隈を歩きまわっていなかったのがなぁ。うーん。
しかし、 解体の話は2010年頃にもう耳にしていたこと 。実際に解体工事が始まったのは今年の春。案外長くしぶとく生き延びて来たということなのかもしれない。「首都圏広域で震度6弱以上=M7級切迫、将来はM8海溝型−首都直下地震」(時事ドットコム)*2というようなニュースもあったばかり。「切迫」とあらば耐震性向上のためには致し方なしか。
下手をすると、現在の業平橋駅よりも立派な駅だったことがわかる。
追記
GoogleStreetViewによる、いつ頃なのかはよくわかんないのだけれども、比較的最近の隅田公園駅跡の写真を以下に。
これを書いている時点(2017年5月8日)では、駅舎跡のあった部分は、まだ新しく見える橋脚があるばかり。本文中で引いたブログさんのエントリには商業施設の計画があるとかいう話が出ていたけれど、まだ着手されていないように見える*4。
ヒトの流れが変わらないと小売の類は難しいんだろう。とうきょうスカイツリー駅から多少離れていても苦にならないものとなると、小規模ライブハウス、催事場くらいなら何とかなるんぢゃないか。スカイツリー建設中には、実際に藝大の学生さんと墨田区(だったっけか?)で何とかいう催しをやって結構盛況だったようだし。というようなことを僕が考えても意味がないな、しかし。
何にしてもまた写真の差し替えはあるだろうから、ときどきこのStreetViewは覗いてみることにしますかね。
その他隅田公園駅関連エントリは「隅田公園駅 の検索結果」を参照されたし。