古文漢文ちんぷんかん
「漢文ブロックバスター、あの訳が分からない訓読が一体何をしていたのかを説明する」(読書猿Classic: between / beyond readers)、毎度、「読書猿」さんのコンテンツは大したものだなぁと思いつつ、集まったブクマの数、君らそんなに漢文を目にする折があるのかねと訝ったりする。とはいえ、東京下町には思いの外漢文を目にする機会があって、ブクマの数くらい漢文読解需要があってもおかしくないのかもしれないかもなぁ。うーん、実際のところどうなんだろう。
大学入試みたいな限られた範囲でのお話なら、入門的な文法話でも読める範囲はぐっと広がるかもしれない。で、それはそれで大したものなんだけれど、たとえば東京下町で出喰わす漢文には、どうもそれだけでは歯が立たないってことも多そうな気がしないでもない、というか事を自分に限れば大いにしちゃうかも\(^o^)/。
「武蔵之州淺草之川」という始まりを見ると、地元の話っぽいんだけれど、続く漢詩みたいな部分となるともうさっぱり\(^o^)/。
なんだかエラい先生の話っぽいんだが……。
「福地君」ってのは日本人ぢゃないかと思うんだけれど、孔子先生の話とかが出て来てどういうコンテキストがあっての話なんだかよくわからんちん。教養不足で読めてませんな。
漢文ぢゃなくて日本語漢字カナ交じり文となるとグッと読みやすくなるが、背景知識みたいなもんがないとやっぱり詳細不明って感じになっちゃう。
これみたいに、漢字カナ交じりでもって、いくらかなりと背景知識がこちらにあるような話題になって、ようやく少々読めたかもなというテイタラク\(^o^)/。
しかし、こういうのでさえ実家界隈では滅多出喰わさない。古びてはいても戦後の新興住宅地なんてなのはつまらんもんだな、と気取って云ってみたいところだけれど、あったって読めなきゃ意味ないですわね\(^o^)/
こんな具合で石川 淳が好きだなんて云ってるとかなりカッコが悪いな。
と、またおバカを晒しただけかしら…(;´Д`)ウウッ…。
ありゃ、もう新本、出回ってないのか。どこか文庫にしないかしら。うー。
増補 日本語が亡びるとき: 英語の世紀の中で (ちくま文庫)
- 作者: 水村美苗
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