DRCでは5位に終わったのだけれど……/JPL's RoboSimian

NASA Jet Propulsion LaboratoryのYouTubeチャンネルから。the DARPA Robotics Challengeにエントリーしていたジェット推進研究所のロボット。DRCでは、27点を獲得して優勝したSchaftチームには及ばない、11点で第5位だったのだけれど*1、でもこのロボットも面白いよなぁ。

 二足歩行も可能な四足歩行ロボットなのだけれど、この四肢の動かし方、サルのようにも虫の類のようにも見えて面白い。面白いのみならず、以前「ヴァルキリーって女性じゃなかったっけか?/NASAのロボット3題、Valkyrie: NASA's Superhero Robotとか」*2で取り上げた、R2の下半身のメカによく似ているようにも見える。

 

 「ヴァルキリーって……」のエントリでは、コイツを評して《作業の利便を考えるとなると、そのうちコイツは千手観音型に進化していくことになるんだろうか。それとも、ヒト型ロボットぢゃなくて樹上生活を送るサル型ロボットみたいになっていくのかしら?》と書いたのだけれど、RoboSimianはサル型ロボットに近いって感じなのかな*4。もうちょっといろんな動作をするところ、見てみたいもんだ。

 

参考文献、みたいな

 3月17日発売予定。岩崎書店、こういう本も出すのかぁ。しかし、先端科学技術ならば、日本という枠組みを外した紹介書って欲しくなるよなぁ。日本のロボット開発って、何だか即実用というのは目立つんだけれど、基礎的な技術研究からの丹念な積み重ねってどんな具合なんだろう、ってのも気になる。僕が気にしてもなーんの意味もないのだけれど\(^o^)/。

 

*1:cf. ロボット三原則みたいな倫理問題で悩む未来はいつやってくるのかしら、シャフトのDRC予選トップ通過はメデタいかもしれないけれど」。/【復旧時註】未復旧。

*2:【復旧時註】未復旧。

*3:【復旧時註】元々のエントリでは、たしかこれもJPLのチャンネルから引いて来たと思うのだけれど、ググってもパッと見当たらない。同タイトルのヴィデオ、公開日が2017年1月とずいぶん新しいのだけれど、たぶんタイトル同様内容も同じもののようなので、そちらを使用している。

*4: このエントリを上げてから改めてググってたら、「Meet Robosimian, the ape-inspired robot!」(io9)hatebuなんて記事があった。やっぱりサルだったのね。