東京貼り紙・看板散歩/あと10年ちょいで昭和百年
明治百年記念の町内会のテント。ずいぶん、物持ちのいい町内会だな。
今年はすでに明治百年どころではない、146年。もう大正が102年*1。
「明治百年」はそれなりにヒトビトに祝されたような記憶があるけれど、「大正百年」はツイッターでどなたかが触れていらした程度。世間では祝賀何とかの類はまったくなかった*2。大正時代は短かったからなぁ。短いからといって大した出来事が全然なかったというものでもないだろうに。体制がひっくり返るくらいのことがないと100年は気にも留めてもらえないもんなのか。
昭和ならば88年、あと12年で昭和100年ということになるけれど、昭和くらいなら少しは騒ぎにもなるんだろうか、さすがに。
あと12年と考えるとあっという間にやって来そうな気がする。2026年となると東京オリンピック/パラリンピックの次のヤツも終わってるぜぃ。そう考えるとまだまだずいぶん先のことのような気もして来る。10年が10回だと思うと100年も大したことがないような気がするが、50年が2回だと思うとこれは耐えられない長さだなという気もする。自分がもう50年少々生きてきたことを考えると、100年なんぞ屁みたいなもんだというふうにも感じられる。時間に関する自分の感覚というのは、どうもまったくもって当てにならないな。
と、また考えても仕方のないことをうだうだ考えてみたりする。
百年の手紙――日本人が遺したことば (岩波新書)
posted with amazlet at 18.03.31