本日の埋草/Nobody is going anywhere
東京の雪対策で必要なのは、こないだのストライキで鉄道が全部止まったロンドンの交通情報が「どこにも行けないから家に帰ってパン焼いてジャム塗って食って寝ろ、以上」とオフィシャルに書きなぐった駅前掲示板のパンクっぷりだろう。 pic.twitter.com/AtLJvuRZWG
— Female Trouble@百合の迷宮 (@yuri_no_meikyu) February 10, 2014
これ、チャーミングだな。
日本語でこういうシンプルな感じを出すのはむずかしい。ツイートの日本語通りの文面だと揉め事の生じることは必定だろうなぁ*1。
うーん。
というか、ロンドン、ホントに頭に来ちゃうヒトっていなかったのかな。もしそうなら、みんな大人ってことなんだな、たぶん。
というようなことを最初は感じ、考えたのだ。でも、書かれている「筆跡」をよくよく見ていると、同じ文字はまったく同じ字形になっている。たとえば「y」。じっと見比べてみて欲しい。カタカナの「ト」をひっくり返したような個性的な偏りを持った書き方がどれにもくっきりと現れていて、それぞれの違いがほとんど確認できないように思うのだけれど、どうか。
これ、掲示板に駅員さんが書いたものではないのではないか。どなたかがシャレのつもりか何か、コンピュータ上で肉筆風フォントを使って作ったもので、実際に書かれて駅に置かれたものではないのではないか。そういう疑念がむくむくと湧いてくるぞ。
どうなんだろう、実際のところ*2。
ジョンストンのロンドン地下鉄書体 ― Johnston's Underground type
posted with amazlet at 19.07.30