本日の埋草/なんとなくおかしいとはどういうことか

20140219113851

 なんとなくおかしい。

 作られた当初は、ひょっとするとオシャレなデザインということだったのかもしれない。でも、どうも僕には微笑を誘うような形に見えてしまう。斜交はすかいというよりも、アレかな、大きなバッテンが二つ並んでいるからかな、それともバッテンを囲む四角の丸角が直線だらけの建物全体とはバランスを欠くからかな、はたまた底辺だけが斜めになっちゃってるからだろうか。少し引いて見ると、ガウズみたいな目をバッテン状にしたマンガのキャラクタの表情を思い浮かべないでもないような気もする。いろいろ考えてみるけれど、説明としてすっきり落ち着くアイディアは出て来ない。だから、もうこれは云いがかりとしかいいようがないかもしれないけれど、なんとなくおかしい。

 

参考文献、みたいな

  • 岸田國士「笑について」(青空文庫) hatena bookmark

    《「笑う門には福来る」と昔から日本ではよく言われておりますが、これは笑いというものが人生に取つて何か徳になるもの、人間の幸福と関係があることを証明しています》ということなのだから、おかしいと僕が云ったからといって怒ってはいけません。ヒトの幸福をもたらすものとして褒め称えているのだ、ということにしておいてください(^_^;)。

  • 岸田国士「笑について」(えあ草紙) hatena bookmark
笑い (岩波文庫 青 645-3)

笑い (岩波文庫 青 645-3)