マンホールの蓋のデザインの缶バッチってあってもいいんぢゃないか

 南海高野線堺東駅から南海本線堺駅まで、大小路の道すがら。

旧堺燈台柄のマンホール蓋

 旧堺燈台。白い部分は合成樹脂かホーローかあたりかな。

「政令指定都市移行記念」、南蛮船柄のマンホール蓋

 南蛮船。堺には寄港しなかったという話もあるけれど。

政令指定都市移行記念」とあるんだけれど、何年のことかくらい書いておいてくれたっていいんぢゃないかと思う。

堺市花花菖蒲と市鳥百舌鳥柄のマンホール蓋

 観光でやって来たヒトにはわからないかもしれないけれど、たぶん市の花である花菖蒲と市の鳥である百舌鳥を意匠化したんだと思う。

 

 堺市内、マンホールの蓋のデザインは他にもいろいろあるけれど、堺駅からさらに先に進めば旧堺港。そこいらへんのつながりで堺のアイデンティティみたいなものをアピールするということなのかな。意識的に確認したわけではないけれど、この通りのマンホールはほとんどこの3種類の蓋が用いられているみたいだ。

 大小路は一応観光目的っぽく工夫が施されたデザインのアレコレがあるんだけれど、通りに面した堺らしい建築物とか名所とかはほとんどない。堺名物を商う店も見かけない。大小路自体が由緒ある観光資源なのだ、と云えば云えないわけでもないかもしれないけれど、どこまで通用する云い分になるか。

 この際だから、マンホールの蓋のデザインをそのまま使った缶バッヂでも売り出してはどうか?*1 というようなおバカな思いつきが閃いたりする。あんまり売れそうもないか。でも、昨今、マンホール蓋がちょっとしたブームだというような話もあるぢゃないですか。何とかならんかなぁ。うーん。

  

南蛮船は入港しなかった―堺意外史

南蛮船は入港しなかった―堺意外史

 

 

*1:【復旧時註】当時は知らなかったのだが、少なくとも他地方ではすでにマンホール蓋の缶バッチは製品化されてるのだそうな。あらま。