本日の映像/《見ないことの不可能性》

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 何なんだろう? こういう映像の魅惑とは。別に映像の美しさを狙って撮られたわけでもないに違いないものなのに*1、昼間から繰り返し眺めてしまう*2。何度も集中して眺めているうちにすっかり映像の揺れやボケに酔って気分が悪くなってしまったくらいだ\(^o^)/。

 こういう映像に感じる魅惑とは、一般化できるものなのだろうか。できるとすれば、どんなふうに言語化すればいいのだろう。できないとすれば、僕の個人的な精神史と結びついた映像だからなのだろうか。とはいえ、豪雪地帯で暮らしていたわけでもないから、こうした光景が幼少期の原風景的記憶に結びついているとは考えにくい。単なる何かの気の迷いなんだろうか。それはそれでありそうな気がしないでもないけれど\(^o^)/。

 

鏡・空間・イマージュ (風の薔薇叢書)

鏡・空間・イマージュ (風の薔薇叢書)

 

 こいつに引用されているジャコメッティを論じたブランショの一節を何となく思い出したのだけれど、書くとやけにキザったらしく見えちゃうんだなぁ。うーん。要は《目が離せない》でいいんぢゃないかと思ったりしちゃうんだけれど。

*1: 映像にふされた説明によれば「2014年12月22日の三瓶演習林獅子谷団地(飯南町内)の雪の状況。5林班の林道­にて撮影」とのこと。

*2: GoogleChrome「Magic Actions for YouTube™」 はてなブックマーク - Magic Actions for YouTube™ - Chrome Web Storeの組み合わせでリピート再生している。