訃報/John Renbourn

 

 26日、John Renbourn はてなブックマーク - John Renbournが亡くなった。70歳、心臓発作だったのではないかとのこと。若い頃の映像でも煙草プカプカふかしながら演奏していたりしたし、体格も何だかずいぶんふくよかだったからなぁ。

 

 以下はネットで拾い集めた記事類。順番はデタラメ。整理する気力が湧いて来ない。

 私は彼の録音物の聴き手であるにすぎない。ライブさえ一度きりしか出かけていない。彼のギターで人生が大きく変わったというわけでもない。それでも、高2で初めて『Another Monday』に針を落としたときの驚きはレコードスプレーの匂いと共に今でも心にくっきりと残っている。John Renbournのギターによって私の貧しい人生にもなにほどかの豊かさがもたらされたことは疑いない。

 Thank you for being with us, John.

くらいのことを口にしてもバチは当たらないと思う。

 

 

Another Monday

Another Monday

 

 アルバムとしては、生まれて初めて耳にしたRenbournの作品。

 CDは「一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です」とのこと*2MP3版はある。YouTubeでは、タイトルチューンさえ聴けない状態だ。ご紹介できず残念。現在(2019年2019年4月15日)では、かなりのアルバムがYouTubeで耳にできる。「本日のギター・メモ/ YouTubeで聴く John Renbourn」hatebuを参照されたし。

Sir John Alot

Sir John Alot

 

 MP3版もある。聴きやすさが禍してなのか、日本では高く評価されないこともあるが、Johnのアルバムとしては唯一ウィンダムヒルからも再発売されていたりもした。多様な評価軸を包容するところのあるアルバムだからこそ、と思う。

 LPを意識して作られたアルバムだから、A面の終わり、4曲めを聴き終わったら少し間をおいて次に進まれるといい。ギター小僧さんなら、CD収録の別テイクに耳を傾けてJohnの即興に驚けもするだろう。

*1: 2015年3月31日23時01分確認。

*2:【復旧時註】2015年4月当時。