本日の音楽/David Lang - This Was Written by Hand

 David Lang はてなブックマーク - David Lang | David Lang を取り上げるのは2度め*1。作曲家さんについては、「David Lang『Death Speaks』」*2を参照されたし。その後も全然調べていないので、新たに加えるようなお話もない。

 こういう評価は作り手さんには迷惑なのかもしれないが、聞き流すぶんには実に気持ちのいいピアノではないかしら。ノリが悪いというのではないけれど、うっかり音楽につられて躰が動いちゃうというようなこともなくて、弛緩した状態で聴き続けられる。なんとなく坂本龍一の「Hibari」*3を思い浮かべたりもするのだけれど、あちらはたぶんコンピュータ操作のピアノか録音装置か何かを使って同じ演奏のタイミングをずらしての演奏。こちらはマニュアルでなんとかなるところでのズレというかあるべきタイミングをズラしてゆく演奏。マニュアルだからとかいうのではなくて、結果としてこちらの音のほうが聴きやすいと思うがどうか。別に「Hibari」が聴きにくいというお話ではないのだけれど。手前勝手な受け止め方だけれど、緩い感じが気に入った。

 

 再生時間が10分少々と短いので、僕はFancyTube (for YouTube)*4を使って Chrome 上でループ再生している。ただし、FancyTubeは、ループ再生以外にもあれこれ機能があって便利なのだけれど、chrome web store で扱っていない。たぶん、広告抑止機能のせいだろうとは思うけれど、どこまで安心して使えるかは不明。各自の自己責任においてググってお探しあれ。最近では広告抑止が廃され、chrome web storeでも扱うようになった模様。安心して使えるのは「Auto Replay for YouTube™」(Chrome ウェブストア)になる。広告抑止はしないので、広告の割り込みの煩わしさは残るけれど、FancyTubeよりは安心してループ再生できる。詳細はリンク先にてご確認を。

 

This Was Written By Hand

This Was Written By Hand

 

 MP3版もある。試聴はそちらからどうぞ。ただし、今回取り上げた「This Was Written By Hand」はアルバム購入の場合のみついてくるみたい*5

*1: リンク先はオフィシャルサイト。そういえば、最初に紹介した折には、ここを取り上げていなかった。いやはや。

*2:【復旧時註】未復旧。

*3:cf. 「ryuichi sakamoto hibari」YouTubeでの検索結果

*4:cf. google:FancyTube (for YouTube)

*5: 2015年4月15日確認。こういうのって、変更になることもあるみたいだから、そのうちコイツもバラ売りされることだってあるかも。