《笑ひながら死んでゆく海のエピキュリアンよ》

 国内的には1週間ほど昔の話題らしいのだけれど、大手海外メディアで取り上げられ始めたのが昨日あたり。テレビ、新聞、ラジオとは無縁の生活を送っているものだからネタ的にはすっかり出遅れ。

 それにしても、と思うのは、

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に見られるようなこの烏賊様の目つきの形容し難さである。そもそも「目つき」と云えるシロモノなのかどうか。「目」とは云い得ても「目つき」という言葉の使用は適切を欠くのかもしれない。俚諺に「目は口ほどにものを言い」というが、さてお相手が烏賊様ともなると口がモノを云わなければ鳴き声さえ上げない以上、目もまた口ほどに何も語らないという道理なのか。圧倒的な他者みたいなものを感じてギョッとして、こちらが目を話せなくなって、ぢゃないよ、目が離せなくなってしまう。TLやはてブを烏賊様だらけにしてしまったのはそういう理由からで、もしお目汚しとお感じになった方がいらしたらごめんなさい。

 

 まぁとにかくこんな目つきで笑われたら、気持ち悪くってますます目が離せなくなっちゃいまさぁねぇ。

 

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窪田般弥詩集 (現代詩文庫 第 1期62)

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 エントリタイトルは窪田般彌「烏賊」最終行。これまでにも何度か触れたよね、この作品*1。でも、今回の報道に出て来た烏賊様、どうもエピキュリアン的な気配がまったくないと思いません?

*1: 触れたエントリはいずれも現在(2019年2月8日)未復旧。