堺貼り紙・看板散歩/注射針

 ロケーションは百貨店内の手洗い。「百貨店では生まれて初めて」と書いたけれど、百貨店でなくても初めてぢゃないかな。「(注射針等)」と強調までされているということはやはり注射針が捨てられていたということなんだろうか。

 同じ階には眼科医が入っているのだけれど、眼科で注射なんてそうそうしないものぢゃないかしら。もし眼科が怪しいとすれば、たぶんこんな貼り紙にはしないで直に苦情を伝えるだろうし。となると、百貨店のあまり人目につかない場所での注射針というあたり、想像の飛ぶ方向は限られるような気もする。もしそういう想像が当たっているとすれば、貼り紙よりも通報のほうが市民社会的には正しい対処ではないかという気もする。とすれば、想像はハズレているということになるんだろうか。それとも、官憲が店内に入って捕物を繰り広げるなんぞという事態になれば、店の印象を損ねる報道などが行われる危険があるから、そのへんを考えて苦渋の選択としてこの貼り紙になったということなんだろうか。まぁ、素人が憶測を巡らしたところで、わかるわけないですわね\(^o^)/。

 

 「注射針」で検索したらば、ゾロゾロ商品が出て来て焦っちゃった。考えてみれば、注射器は医療器具とは限らない。細かな工作にも必須の工具でもあったわけだ^^;。しかし、これ、日本語変だよね。「ご使われてます」って何よ。

 さらに、インシュリンの注射のために器具を携行してらっしゃる方もいる。そう考えてみると、注射のためのアレコレをいつも携行しているヒトというのは、案外多いということなんだろうか。上では妙な方向で妄想をめぐらせたのだけれど、こういうの、百貨店のゴミ箱のような場所で見かける場合は、たいがいインシュリンのほうなんぢゃないかな、ホントのところ。