本日の埋草/確率論的世界

 与太で取り上げだしてからは、最高の勝率ということになるのかな。しかし、注目していただきたいのは勝率そのものではなくて、

の連勝記録。結局この次のゲームで負けちゃったのでアレなのだけれど、これはたぶんそうしょっちゅうある記録ではないんぢゃないかと思いたいところ、どうかしら?

 

 個人的には23%という勝率は快挙のうちに数えてよいものなのだけれど、ググってみるといろいろ厭な記事を目にもする。

勝率56.2%。

これが世間的にどのレベルなのかよく分からんが、中級で60%とかどっかに書いてあった。

これだけ頑張ったのに初級か・・・orz

2011-11-27 - キバヤシMMRの日記hatebu

 《第3世代iPod nano付属のソリティア》ということだから、ひょっとするとゲームのアルゴリズムが違っていたりするのかもしれないが、いやいや、こんなシンプルなゲームだとだいたい似たり寄ったりと考えるべきだろう。それで50%を超える勝率が上がるのかぁ。いやはや、やれやれ。

 

 負けてもカードを戻してやり直しを試みると意外と高確率で勝ててしまうことに最近気づいた。上の記事の書き手さんがどんなふうにプレイしたのかはわからないけれど、Windows7のソリティアでも、50%超が狙えるかどうかはさておき、そのへんを利用するとまだまだ勝率は上げられそうだ。でも、そういうのはゲームの愉しみ、運試し的なところをスポイルしちゃう感じもあるしなぁ。

 上の23%は、そういうことをしていない。ただ以前より直観を重んじるプレイを心がけるようになったかもしれないとは思う。ソリティアでは、より高く積まれたカードの山を崩すのが定石のように捉えられることが多いようだが、実はそれだけでは1000回勝率20%超えはそう頻繁には到達出来ない。「定石」通りプレイしようとして、何となくそれはマズいんぢゃないかというような障りを感じたときには、その直観を信じてプレイしてみたほうが勝ちやすいような気がする。とくに言語化出来るコツを見つけたというわけでもないのに、徐々に勝率が上がっているのはそこいらへんのおかげだろう。

 繰り返しプレイしているうちに、無意識的なところでカードの重なり具合を記憶しカードの動かし方を検討している思考が働いているというようなことでもあるんだろうか。ってなあたりは、20%ちょいの勝率程度でうっかり口にすべきことではないか\(^o^)/。いやまぁしかし、60%で中級ですかぁ。う~ん。

 

運は数学にまかせなさい――確率・統計に学ぶ処世術 (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ)

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マインド・タイム 脳と意識の時間

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 意識しないところで脳の活動は始まっているというお話その他。