象の川流れ

 またですよ。「スリランカ海軍、沖に流されたゾウをまた救出 今度は2頭」(AFPBB News)hatebu。前回はもう少し幼い感じの象だったし、今回よりも沖合だったという違いはあるのだけれど。前回の模様は、

をはじめ、いろんなところで取り上げられている。

 《海軍当局者によると、これらのゾウは浅瀬になっている潟を渡っている途中に流されたようだという》*1だそうだが、そうなるとやはり一定の頻度で象は海に流されるものなのだろうか。それとも、もしたった10日かそこいらで同じようなことが起こるのが珍しいことだとすれば、この2件は何か特殊な条件が効いてのことなんだろうか。同時期、

みたいにご近所インドでは大雨が降っていたし、ちょっと離れているけれど、ミャンマーでは、やはり大雨絡みであろう、

なんてことが起こっていた。スリランカでもやっぱり大雨が降っていて、川流れに遭いやすい状況になっていたとか、海岸付近の潮流に変化が起きていたとかいったことはなかっただろうか。

 これは韓国の動物園での出来事。子象が足の着かない池の深みに落ちちゃったのを親象たちが助け出したところ。子どもが池に落ちたときの親象のあたふたぶりも興味深いのだが、もう一頭のやはり親象だろうか、がやって来て協調しながら子象を助ける賢さは、ちょいと驚いてもいいくらいだろう。

 こうした象の賢さを考えると、とくに前回の子象一頭の場合、たとえ少しばかり沖に流されそうになったとしても、親象が何とか陸地に誘導するくらいのことが出来たとしてもバチは当たらないように思える。現実にはそうならず、子象が沖合9キロまで流されてしまったということは、やはりそこに常ならぬ事態が発生していたのではないか、と考えるのだけれど、実際のところどうなんだろう。

 

暑さが続く折から、みなさま、熱中症にはご注意を。と、象つながりついでに^^;。