高解像度降水ナウキャスト、ちょいと便利かもね

 というわけで台風21号接近中なわけだけれど、我が実家界隈、降ったり止んだりの天気がずっと続いて、さて荷物も背負って所用のついでに期日前投票も……という際の雨具の用意に悩んだりすることになる。無精せず、いつでも折り畳みくらい携行すればよろしいと云われればその通りでまったくもって反論の余地はないのだけれど、それでも可能な限り無精を押し通したいと感じる人情をそうそう無碍に否定なさるのもいかがなものか、ほんの1時間かそこいらの買い出しに出かけるというような場合、まだ降り始めておらずほとんど手ぶらであるときには折り畳みの1つや2つどうってことないつもりだったのが、帰路となると要らぬ傘ならまったくもって邪魔なだけ、買い出しの荷物、スーパーのレジ袋が持つ手に喰い込んで、痛いったらありゃしない、こんなことならこんなもの持って来るのではなかったと後悔頻りというような経験をお持ちの人類の皆さんだって結構な数に上るに違いないのだからして。一方、とはいえ、世の中うまく出来たもので、降らぬに違いないと決めてかかって出かけたときに限って、雨に祟られてずぶ濡れで手荷物を抱え、惨めな帰路をたどらなければならないことになっていたりもする。

 天気予報だかお天気情報だかの語る「大阪、本日午後曇り時々雨」といった大雑把な話は上の悩ましさを何ら軽減してくれない。そういうときに役立つ、かもしれないのが、「高解像度降水ナウキャスト」(気象庁)hatebuだということになる*1。使い方の大雑把なところは、「ゲリラ豪雨対策に - 精度が上がった気象庁の『高解像度降水ナウキャスト』」(マイナビニュース)hatebu「気象庁『高解像度降水ナウキャスト』 どう活用すればいいの?」(THE PAGE)hatebuなど参照されたし*2

 昨日は、

と、降雨のないだろうことを見計らって期日前投票を済ませてきた。

 本日だって、

といった具合で、ところによっては雨を免れたり小雨で済ませられたり出来るかもしれない。最大1時間先まで、という制約は小さくないかもしれないが、それでも使い途はそれなりにあるんぢゃないかしら。

 

お天気予報パーフェクトセット ([バラエティ])

お天気予報パーフェクトセット ([バラエティ])

 

  ただし、予報士の資格を持たないまま自分なりの予報を公にすると、たしか法に触れちゃうとかなんとかだったと思う。一応お気をつけられたし。

*1: はてなのブックマークを見ていると、「レーダー・ナウキャスト(降水・雷・竜巻)」(気象庁)hatebu

*2: 記事の日付をご覧になるとおわかりかとも思うけれど、高解像度降水ナウキャストが公開されたのは、結構以前のこと。方法論は前世紀からのものらしい。実は「与太」でも以前取り上げている(未復旧)。でも、最近のTLを見ていると活用されている方は少ないみたい、というわけでもう一度取り上げてみた、というところ。