本日のSongs/Lucy Rose - No Words Left

 Lucy Rose 本人の YouTube チャンネルhatebuから。

 例によって例の如しで、YouTubeのレコメンのおかげで知ったヒト、どういうヒトなのかは未だに知らない。オフィシャルサイトhatebuにもBioの類がない。そのあたりはとりあえず、「ルーシー・ローズ」(Wikipedia)hatebuを頼ることになる。自分の気になるアーチストの項目が日本語版ウィキpにあるのは珍しいと思ったら*1《2014年には『Shiver』*2漆原友紀原作のアニメ『蟲師』に二期のオープニングテーマとして起用された》との記述あり。ウィキp、毎度アニメ関連は強いわね。ただし、アニメの切れ目が縁の切れ目、どうも2015年でこの項目の実質的な更新は止まっているみたい。以降のあれこれを知るには、御本家版の「Lucy Rose」(Wikipedia)hatebuを頼ることになる。日本語版の更新は、彼女の作品がまたアニメで使用されるのを待つしかないですかね*3

 その他、SNS関連はオフィシャルサイトの各ページ下にリンクがある。

 

 何よりまず声の魅力的なこと。この点はこのアルバムだけではなくて初めて聴いたときから一貫した印象としてあるなぁ*4。このエントリを書きながら、YouTubeチャンネルで公開されているヴィデオを過去のものから改めて見直しているのだけれど、声質ばかりではなくて声の微妙な表情・抑揚にたびたび耳を持っていかれて、つい聞き惚れてしまうものだから、いっかな書き進められない\(^o^)/。「豊かな歌唱力」みたいなものには欠けるかもしれないけれど、こういう持って生まれた美質はそこいらへんを凌駕しちゃってる。

 あとは、ほとんど云わずもがなかもしれないけれど、楽曲と編曲の成熟かな。孤独で荒涼とした心象を喚起しつつも、しぶとく息づく命を感じさせるようなあたり、大袈裟に堕さず、ありがちなアレンジに阿らず……。このへん、初期のものより格段に良くなっているんぢゃないかしら。歌詞をちゃんと確認していないから、割といい加減なことしか書けない。音楽だけを中途半端に評しての云々カンヌンは、後々恥ずかしい思いをしなきゃいけない羽目に陥るかもしれないから、雑把な印象としてそこいらへん\(^o^)/。それでもメロメロになっちゃうには充分だわね。

 あとは「Lucy Rose: No Words Left review – her starkest, most striking album yet」(The Guardian)hatebuでも読んでおいてくださいましな。

 

No Words Left

No Words Left

 

  とりあえずCDを取り上げたけれど、今の時代だものアナログ盤もストリーミングも当然ある。ストリーミングのページにMP3ページへのリンクもある。

 

*1:cf. 「訃報:ガルト・マクダーモット」hatebu

*2: ママ。個別の楽曲を『』で括りますかね? 文学作品や書籍一般の扱い方からの類推だけれど、アルバムなら『』、個別の作品なら「」が適当ぢゃないかと思うのだけれど。

*3: 英語に自信があれば自分で御本家版を訳して更新しちゃえばいいってことになるんだろうけれど、まぁ、まずそういう面倒臭いことに手を出すわけがないわねぇ\(^o^)/。

*4:cf. neanderthal yabuki on Twitter: "クル声。 / “Lucy Rose - Watch Over - YouTube” http://t.co/9fw8ycMF28"、2014年12月13日付tweet。このとき、初めて彼女の声を耳にしたのだった。