本日のMusic/The Valley Ends - Hearth
例によって全然知らないヒトたち。オーストラリアはメルボルンを活動拠点とする5人組バンドさん*1、7月28日(日本時間だと29日なのかしらね)、アルバム・デビューということらしい*2。これがデビューというのなら知らないのは当たり前か。しかし、この説明無用の演奏力、メンバーは案外知られたプレイヤであってもおかしくないようにも思えてくる。
一方で、いきなりそれなりの演奏力を以て登場するとなるとライブパフォーマンスを見せてもらわないとホントウにプレイヤがヒトであるかどうかわからないというような疑いを抱くことになるのが今日この頃。「AI時代におけるヘタウマ復権の可能性について」 で触れたように、演奏ばかりかヴォーカルに至るまで、AIによって合成され制御された作品がすでに世の中には存在するからだ。ライブでも今は思いの外口パクものが隆盛を誇っていたりする。まさかあの「演奏」が口パクの類だったなんて、というようなことも当たり前になっている*3。別にそれが悪いことであるわけもないけれど、バンド像を思い浮かべにくくする要因の一つくらいには数えられるかも。そんなこと、いちいち気にするほうがアレなだけかもしれないけれど。
もちろん、こうしたヴィデオによって口パク疑惑を払拭出来るものではないのだけれど、とりあえずヒト系のバンドの模様^^;。
なんだか例によって余計なことばかり書いてしまったけれど、とにかくカッコいいぢゃないですか、このバンドさん。おまけにリリース前に無料公開の気前良さ。売れるといいよねぇ。