昨日見たヴィデオから/20億年の若返り
9月16日24時間以内で見たYouTubeヴィデオから。
再生画面下のタイトルにはプレイリスト・ページへのリンクが設定してある。プレイリストからタイトルで選んで適当にかいつまんで再生したいというような場合、多少は便利かも。
宇宙の若返り/セグウェイのその後はどうなったのかしら?
今回のハイライトは、「Universe might be 2 billion years younger: study」(Sandeep K S、YouTube) かな。しかし、合成音声でモゴモゴ、おまけに英語字幕も利用できないんぢゃぁなぁ、というわけで、「Study finds the universe might be 2 billion years younger」(PHYS ORG) あたりか。探し方が悪いのだろうけれど、日本語情報が見当たらない*1。
宇宙の年齢というと最近なら13年の「宇宙最古の星の年齢をさらに正確に推定」(AstroArts) のNASAによる145億歳、「宇宙は138億歳、従来説より1億年高齢」(日本経済新聞) のESAによる138億歳と、何が正確なんだかかんだか素人には判断のつきかねるところではあるけれど、いずれにしても従来よりも長くなる傾向にあったような気がするところ、一気に20億歳も若返ったとなると、誠に慶賀の念に堪えませんわね。
しかしなぁ、宇宙をめぐるアレヤコレヤ、毎度、我々凡人の見当識の及ぶところを超えているなぁ。
「KDDI、電動キックボード実験公開 実用化探る」(SankeiNews、YouTube) 、こういうので街中をスイスイ走れればさぞかし気持ちもいいだろうと思えるものではあるけれど、欧米では事故の多発やら危なっかしい利用者のご登場やらで規制の動きがあるとかなんとかいう報道がすでに出ているなか、さてどうなりますやら。
しかし、これを見るとどうしたって思い出すのはセグウェイ *2のことではないかしら。今世紀に入るか入らないかの時分には、都市交通に革命を起こしちゃうみたいな騒ぎだったのに、その後はさっぱり。最近ではニュースに上ることもほとんどない。今はどうなっているのかしらね。
怒りの日
今回のあれこれ中、蘊蓄、雑談、茶飲み話ネタにしやすいのは、「Why this creepy melody is in so many movies」(Vox、YouTube) かな。
様々な映画に登場するF⇒E⇒F⇒Dの並ぶ旋律が、13世紀グレゴリオ聖歌、葬儀のミサに用いられた「ディエス・イレ(Dies irae、怒りの日*3)」*4に始まって、教会の影響力の拡大があったり様々なアートに援用されるようになったりアレコレあって、旋律自体が死や恐怖をめぐる意味の広がりを担うようになった結果、今日では様々な映画の死や恐怖をめぐるシーンの音楽に用いられるようになったというお話。
「アレコレあって」のあたりを具体的な話題で埋めないと蘊蓄・雑談としてのウケは今ひとつパッとしない。そこいらへんは、各自当該ヴィデオを御覧じろ。再生画面下のCCボタンをクリックすると採録英文字幕が利用できる。ざっと見た感じ、ややっこしい構文とか注意すべき文法の面倒はないみたい。僕には単語の怪しいところもあったけれど、そこは「英辞郎 on the WEB」 なり「みらい翻訳」 を使えばよろしい。
気になるのは、「Dies Irae」が形を変えて使われているという映画『エクソシスト(Exorcist)』のテーマの件。たしかにそう聞こえもするのだが、作曲者、つまりマイク・オールドフィールド(Mike Oldfield)*5に利用の意図があったのか偶然の類似なのかは怪しいところなんぢゃないか。映画『エクソシスト』の性格だけを考えると意図されてのことと思えなくもないのだけれど、このテーマ曲「チューブラー・ベルズ(Tubular Bells)」は、映画音楽として作曲されたものではないからだ*6。このへんは調べ直す必要があるのかもなぁ。
日本、
僕はこの版を聴いていないのだけれど、複数のヴァリアントを含む盤。このへんは、「チューブラー・ベルズ」(Wikipedia) にある事情によるものだろう。あと、たぶんカスタマーレビューは異なる版のものが混在している模様。困ったもんですぜぃ。うー。
どんな曲かとりあえず知りたいというだけなら、こちらの盤が廉価でお買い得かも。というかそれならYouTubeで足りるか^^;
前回の忘れもの
御本家版を忘れちゃいけまっせん^^;
*1:google:宇宙 20億年 くらいのキーワードぢゃダメですかね。
*2: リンク先はWikipedia。ついでに、セグウェイ正規日本総販売代理店 も挙げておくか。海外のことは知らないけれど、ここを見ていると日本では遊園地の乗り物以上のものにはなっていないのかな、という気がして来る。どうなのかしらね、実際のところ。関連特許の類だって、ひょっとしてそろそろ切れちゃうんだろうしなぁ。
*3: 英文だと「Day of Wrath」。ついでながら、「ディエス・イレ」のカタカナ表記は、既存のゲームとそのアニメ化作品のタイトルにしたがった。
*4:cf. 「Dies Irae (Mass for the Dead, Sequence, Male Voices)」(YouTube)
*6: 僕たちが耳にする「チューブラー・ベルズ」の成立事情はそれなりに込み入ったものであることは確かだが、作曲意図そのものに宗教的な思惑その他「Dies Irae」と関わりのある事情が絡んでいたと思われる話は不勉強のせいもありそうなんだけれど\(^o^)/、知らない。cf. 「チューブラー・ベルズ」(Wikipedia) 。しかし、ウィキpの記述、技術的側面や俗世の事情の話ばかりで表現意図の類についての言及がまったくないというのもアレかなぁ。
*7: ちょっとあやふや。