本日の備忘録/心優しい象たちの悲劇
日本語情報としては、「ゾウ6頭が滝に落ち死ぬ、タイ 仲間を助けようとしたか」(共同通信) 、「子どもを助けようと・・・野生のゾウ6頭が滝に落ち死ぬ(19/10/06)」(ANNnewsCH、YouTube) 、「ゾウ6頭が滝に落ちて死ぬ、仲間を助けようとして立ち往生の2頭を救出 タイ」(AFPBB News) など。
ゾウが仲間なり子どもなりを助けようとするというのは、見立てによってはヒトにそう感じられるという類の話ではないみたい。「与太」ですでに取り上げた関連しそうなヴィデオを以下に。
「象の川流れ」 で一度取り上げている。韓国の動物園での映像。
慌てふためく1頭目の親(?)象と駆けつけたもう一頭が協調してプールに落ちた子象を助けるさまは、ちょっと感動的でありさえする。画面奥の塀の向こうでジタバタする象だって子象を見ていたからそうしているように見える。
象が助けようとするのは、仲間たちに限った話ではない。
「昨日見たヴィデオから/惻隠之心」 で取り上げたヴィデオ。撮影は2016年ということだけれど、場所や撮影者についての情報が概要欄にはない。画面に名前が見えるSave Elephant Foundation はアジアゾウの保護団体さん。
本当のところ子象が何を考えてこうした行動に出たのかは知る由もない。けれど、我々にはヴィデオタイトルにあるとおり、溺れかけたヒトを救うために躊躇なく駆け出し、水に入っているようにしか見えない。
そういう心優しいヤツらがいちどきに6頭も、と思うと何とも云えない気分になる。
GH
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*1: 2019年10月8日午後になって、元々の動画が削除され新しいものに入れ換えられた。ここでも追従しておく。映像とキャプションのタイミングが誤解を招きそうな部分を修正したようだ。