本日のクラッシュ!/Moment car flies off overpass & crashes onto street below in India

 たいていのヒトにはおもしろくもなんともなさそうな話でございますがぁ……。

 Russia Todayのチャンネルから。インド南部ハイデラバード*1での事故。詳細は「Car FLIES OFF Indian overpass & crashes onto street below, killing 1」(RT World News) hatena bookmarkを参照されたし。記事中事故発生日が記されていないが、記事そのものは11月24日付。亡くなった方は巻き添えを喰った歩行者とのこと*2。他にも負傷者が何人か出ているらしい。

 陸橋上の道路は舗装も粗いものと見え、日本の高速道路を見慣れた目にはそれ自体何となく安心できないもののように見えもするのだけれど、事故そのものは珍しくはあっても日本で目に出来ないタイプのものでもない。この事故も、わざわざ海外ニュースになるくらいなのだから、インドの日常茶飯事だというわけではないだろう。珍しくはあっても自動車のあるところなら、どこででも起こり得る事故だというわけだ。

 興味深いのは、事故そのものではなく、事故が複数のカメラによって捉えられたこと。昨今では、車載カメラや防犯カメラ、あるいはスマートフォン付属のカメラによって捉えられた映像が報道をしばしば賑わせる。でも、たいてい似たり寄ったりのアングルからの映像が並ぶことになる。今回の報道映像のように同一の事件・事故を複数のカメラがまったく異なったアングルから捉えてしまうという事態はちょっと珍しいのではないかしら。

 しかも、複数のアングルを通して事故を見ることで、事故の規模や性格の捉え方は結構違うってあたりをはっきりと示してくれている点も気になるところ。今回の報道映像は3パタンあったわけだけれど、最初のものだけだったら、2つ目3つ目を見て初めて理解されるような規模を想像し得たかどうか。何か障害物に乗り上げた車が突っ込んできた程度の受け止め方になっていそうに思えないか。

 

 僕がオマヌケだと云えばそれまでの話なのかもしれないけれど\(^o^)/、これパッと見では内部で建築が進んでいた建物の古い外装を爆破解体したみたいに見えるよねぇ、ねぇ? 僕はパッと見で、続く解説部分も概要欄も読まないまんま、てっきりそこいらへんがニュースになったのだと思っちゃった。そんな技術が実際どの程度役に立つものなのか、さほど有用とも思えないけれど……といった感想を抱きつつも。で、有用性を説明している報道はないものかしら、と他の映像を漁っていたら……。

 これを見れば外装だけを爆破解体したなどというのはまったくもっておトンチキな見方だったと否が応でもわかっちゃう。いやはや、やれやれ。

 というわけで、複数のアングルからの映像が得られる、しかも冒頭の事例のように防犯カメラの類からだけでもそれが得られるというのは、今後また汎神論的神の目*3の性格を拡大する何かになって来るのかもなぁというようなことをぼんやりと考えたりする。

 

立ち読み課題図書、その他

 本日発売のところ、すでに《一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です》とは。あらま。まだまだ人気のある作家さんなのですね。

 

 なんだか世代的に上と共通する感じ?

 

 ことのついでに、「BBC Learning English - 6 Minute English / Why do people like sad music?」 hatena bookmark

 

 小説、大学教授でなくても、普通のヒトでいいから読めるようになりたいものです。

 

*1:cf. google:ハイデラバード

*2: ということは、ドライバーは無事だったのかぁ、というのも、この事故の一つの驚きに数えられそうではある。

*3:cf. 「汎神論的神の目としての車載カメラについて」 hatena bookmark