本日の深海/泳ぐダイオウグソクムシ

 via. 「Amazing Deep-Sea Footage Shows Giant Isopod Snacking on Fish Head」(On Demand News、YouTube) hatena bookmark

 ダイオウグソクムシ(Giant Isopod、Bathynomus giganteus)が泳ぐとは、一応知ってはいたけれど*1、実際の映像で見るのは初めてだった。見ればたしかに声もあげたくなるわなぁ。

 再生ページの概要欄には以下の説明がある。僕たちのような素人にとって珍しいというだけではなくて、プロの目から見てもこの映像は重要なのだそうな。へぇ~。

These deep-sea scavengers are close relatives of the pill bugs, rolly pollies, and sowbugs found in houses and gardens, but Bathynomus giganteus is much, much larger, growing up to a foot and a half in length. Although giant isopods have been known to exist for more than a century, we still don't know all that much about their biology or behavior, making capturing videos like this one incredibly important (and also really cool).

 

 映像、何度も繰り返し見ていると、そこいらへんを這いずり回っているワラジムシだってたまには空を飛ぶくらいの芸当を見せてくれたっていいような気がして来ないでもない。しかし、そんなことを考えるともなく考えていると、庭の手入れの折など庭石の影からどデカいワラジムシが飛び出して来てフェイスハガー*2よろしくヒトの顔に張りついて来たりする様子がありありと頭に浮かんで来ておっかなくなったりするのだわ\(^o^)/

 なんとなく張りついて来そうでしょ?

 

 

 

 

 

*1:cf. 《尾部に棘が生えており、一番後ろの脚のさらに後の末端部には、ヒレ状に発達している遊泳肢がある。それを用いて背面を海底に向けながら、身体をくねらせて遊泳を行う》(ダイオウグソクムシ - Wikipedia hatena bookmark、2019年12月1日閲覧)。続く記述に《外敵や攻撃を受けた場合は背面にはならず泳いで逃げることもあり、不完全ながらダンゴムシのように身体を丸め、背甲で身を守るともいわれる》とあるのだけれど、身体を丸めるというのは本当だろうか? グソクムシはしばしばダンゴムシに似ていることが強調されるけれど、実際には丸まることのないワラジムシに近い種だし、躰の扁平具合からして不完全であったとしても丸まるポーズをとるのはきわめて困難なように、少なくとも僕みたいな素人からは見えちゃうのだけれど。

*2:cf. google:フェイスハガー