本日のクラッシュ!/AC Unit Falls From Brooklyn Building, Hits Firefighter

 1月26日付ヴィデオ。日本語報道としては、「【まさか】落下した『エアコンの室外機』…消防隊員の命は? アメリカ(2021年1月29日放送「news every.」より)」(【公式】日テレNEWS、YouTube)がある。日本の民放ヴィデオは比較的さっさと削除されてしまうので、そちらは諦め、上のものを選んだ。

 消防士さん、首の骨でも折っていたら、あるいは室外機の角が頭を直撃していたら大変なところだったろうけれど、室外機の角ではない比較的柔らかそうな平面からの落下と頑丈なヘルメットのおかげで軽傷で済み、翌日には退院とのこと。ご無事何より。

 それにしても、消防士の頭をズバリ直撃していることに驚く。しかも、これもまた防犯カメラが偶然捉えた映像なのだ。毎度のことながら、よくもまぁこれほどの決定的瞬間を写し得たもんだ。しかし、さらにびっくりするのは、こうした室外機の落下事故がアメリカでは必ずしもめずらしいものではないらしいことだ。実際の統計の類に当たったわけではない。本件の報道映像を探して、「AC Unit Falls」のキーワードでYouTubeを検索した結果を見たところ、この手の事故の報道がゾロゾロ上がっていたのだ。アメリカの大都市の建築物には結構老朽化の進んだものが多く、したがってエアコンの室外機の据え付け具合も危うい状態になっているということか。うーん。

 

 日本では、高い場所で室外機を剥き出しに設置したビルの類をそんなには見かけないから、同じような事故の心配はさほどしなくてもいいのかもしれない。しかしまぁ、夏の昼間の散歩好きとしては、低い場所に置かれた室外機に不愉快な思いを味わわされる機会の多さには辟易していて、で、あれはせめてヒトの頭より高いところに設置されるべきだよな、とほとんど確信していたのだけれど、いやはや、やれやれ、そいつぁ考え直したほうがいいってことだわね。う~ん。

 

クラッシュ (創元SF文庫)

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 著者略歴んところ、訳者柳下毅一郎の紹介はあるのに、原作者バラードの紹介がないというのはどういうわけだ>Amazon.co.jp

 ついでながら、現在クローネンバーグの映画のほう、アマゾンで扱えるDVDの類がないしぃ。おいおい、そいつぁいくらなんでもヒドいんぢゃないですか。