本日の備忘録/Wide Dynamic Projection Mapping in Rhythmic Gymnastics

 これ、スゴいんぢゃないですかね。

We have realized the combination of wide dynamic projection mapping and rhythmic gymnastics performance. "VarioLight 2" system can realize dynamic projection mapping onto a moving ball surface without any projection misalignment. Sticky and high-resolution projection is possible even for dynamic, irregular, and wide ball motion. We can observe clear and contrasted projected content, and visually grasp the ball rotation. Lively rhythmic gymnastics and wide dynamic projection mapping create a beautiful visual harmony. This technology will lead to further live applications such as media art, entertainment, and sports training.

YouTube再生画面下概要欄*1

 新体操のダイナミックな動作に追従し、あるいはひょっとすると多少なりとも予測をし、小さなボールに対して正確にプロジェクションマッピングするとなると、エンタテインメント系のあれこれには結構応用の効く技術だということになるんぢゃないだろうか。統制される映像が、立体的な物体の激しい動きに、リアルタイムで正確に追従するとなると、ライブ関連かなぁ、まずは。

 以下のヴィデオのように、これまでは固定された物体に投影するという制約から逃れられなかった。

 現状ではギターをしっかりと固定しないと安定したイメージの投影が出来ないことがよくわかる。これでも静かな作品を聴かせる分には何の問題もない。けれど、最近では増えた立って弾くギタリストがちょっと激しくプレイしようとするとき、このままでは詰まらないだろう。動きにリアルタイムに追従してくれるプロジェクションマッピングが可能であれば……と考えるギタリストがいてもまったくおかしくはないだろう。

 弾き語りのような場合だって、たとえばこういう感じのライブで、ギターに歌詞の断片など投影するだけでも、雰囲気を盛り上げるのに効果抜群っぽいんぢゃないか。

 あるいはまた……。

 2010年くらいだったっけかのTOYOTAの新車宣伝イヴェントでの3Dプロジェクションマッピング

 ここでは車自体は静止したままだ。車輪の回転が投影されているために走っているような感じはしないでもない。しかし、たとえば実際にサーキットを走る車に様々なイメージを投影できたら……と考える広告デザイナーがいてもおかしくはないだろう。

 それが可能であれば、たとえば隅田川を渡る東武線の電車にイメージを投影することなんかあっていいんぢゃないか。スカイツリーや桜並木を背景に、人寄せ効果バツグンの企画ができちゃいやしないか。

 あるいは、冒頭のヴィデオでは投影装置は固定されていたわけだけれど、投影する側/される側の位置関係が素早く計算できるならば、どちらも動いている状態でのプロジェクションマッピングも可能だろう。たとえば、飛行船を2機飛ばして相互にイメージを投影し合うようなプロジェクションマッピング。飛行船でなくとも実際の船でもいい。

 

 というようなことは、僕が考えても意味ないような気がしちゃいはするのだけれど。

ふろく

 とくに説明は要さないかしら。

  

The Neck Is a Bridge to the Body

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  • 発売日: 2015/03/03
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 「The Surface Changes」収録。