本日の備忘録/金剛山初冠雪(を見落とすの巻)

 なにほどか気にかけていたつもりだったのに、金剛山初冠雪の報、迂闊にも気づかなかった。

 「迂闊にも」と書きはしたのだけれど、それ以前に今年は金剛山初冠雪に関する報道自体、すいぶん少なかったようにも思える。たとえば、YouTubeで「金剛山 初冠雪」で検索してみると、トップに現れるのは昨年のものだったりする*1。大手メディアの公開しているものに限っていえば、同じキーワードでは今年の初冠雪を報じるヴィデオは公開されていない。ググってみるとさすがにそれなりには結果が出て来るが、それでもトップのページに現れる12の結果のうち、大手メディアによる今年の初冠雪に関するものは4つに留まっている*2

 ちなみに、リンク先の記事中「村」云々あたりは、「金剛山初冠雪について」(千早赤阪村)にあるリンク先PDFで確認できる。確認できるのだけれど、今年は昨年には掲載されていた過去に遡るデータがカットされていた。昨年版の同文書が20201215.pdfで今のところまだ読める。関心がおありの方は削除される前に落手されたし。過去のデータを見ていると、昭和時代には11月に初冠雪を迎えたケースがずいぶん多いことがわかったりする。毎日の積雪情報については「金剛山積雪情報」を参照。

 このエントリ冒頭にあげた朝日の記事のように「初冠雪」という語を含まない見出しの記事が引っかからなかった可能性はあるだろう*3。でもなぁ、昨年と比べると、YouTubeで公開されるヴィデオが減っただけでもすいぶん寂しい感じがするもんだな。

 朝日、毎日に加えて産経新聞まで取り上げているというのに、読売が顔を出していなかったりする*4。そのことも何だか気に喰わない。そういう大阪の風土・土地柄への愛着のなさそうな新聞が大阪の行政とつるむなんちゅう話になっても*5、何だか大阪にいいことなんざぁまずございませんわね。

 昨年は、「本日の備忘録/金剛山初冠雪」をご覧いただけばわかるように、ずいぶんにぎやかだったんだがなぁ。今年は積雪が少なくて、さまになる絵が撮れなかったなんてことがあれば話は別だけれど、朝日の記事にあるヴィデオを見るかぎり、なかなかどうしてきれいなもんぢゃないか。京都新聞の例のように、有料登録会員限定情報に出来ちゃう程度には、初冠雪、なかなか侮れない値打ちを持つ情報なのかもしれないのだしぃ、来年はちゃんと取り上げてページヴューでも増やしましょうぜぃ。

 日本の年の瀬といえばそもそも殺伐とした話が多い。そこへもって来て今年の年の瀬はすでに先月あたりから、すでに殺伐、今月に入ってからはさらに念には念を入れるかのような物騒も続いて、鶴亀、鶴亀、初冠雪なんぞ相手にしてられまへんわってなわけでもなかろうになぁ。でも、そうなのぉ? ひょっとして。

立ち読み課題図書、その他

 チェック漏れ。いずれにしても近所ぢゃお目もじ叶わなさそうな。う~。

 

 これもご近所は厳しいところか。1月4日刊行予定。三が日明けですか。

 

 《【インタビュー・収録順】ちばてつや浅野いにお高橋留美子あだち充藤田和日郎細野不二彦さいとう・たかを。【聞き手】 島田一志(漫画編集者・ライター)》とのこと。

 出版社的にはご近所でも読めそうだけれど、刊行が9月だったというのが危ういところ。

 

*1: 2021年12月24日確認。cf. 「金剛山 初冠雪」をキーワードにしたYouTubeでの検索結果

*2: 2021年12月24日確認。cf. google:金剛山 初冠雪。ただし、大手メディアの情報ソースである千早赤阪村のページを入れると5つになる。

*3: 大抵の場合これが入っていないと見出しとしての役割が充分に果たされないんぢゃないか。そういう御間抜けさんは、さすがに大手メディアなら滅多仕出かさないと思うのだけれど……そうでもないかなぁ?

*4: 「金剛山 初冠雪」をキーワードとする読売新聞オンラインでの検索結果に、昨年の記事は結果に現れるが今年のものはない。結果は昨年の記事を含めて2件。あと1件は2014年のものになる。

*5: 大阪府/報道発表資料/【公民連携】大阪府と株式会社読売新聞大阪本社は包括連携協定を締結します!