本日の擬態/ボップコーンと擬態

 パッと見、何事かと思うよねぇ。

 種明かしはツイートのテキストを読めばわかるけれど、こうも見事な擬態もどき、偶然によるものにせよ滅多見かけない。もう参る以外に対処のしようもございませんわ\(^o^)/

 

 しかし、この程度の偶然で見事な擬態もどきが出来上がることを思えば、生物進化の過程で生まれ出る一層見事な擬態などは至って自然なものなのであって、むしろ生じないことのほうが不自然であるように感じられてくる。たかがポップコーンの袋の如きで、これほどヒトの視覚の惑乱を招くんだから、さらに素材に事欠かない生物のことだもの、何にだって化けてしまえまさぁねぇ。

 

 というわけで、ひさしぶりの他人様の褌エントリ、おまけに一昨年のものにて失礼しましたm(_ _)m。ま、ホントにびっくりしちゃったんだから仕方ありませんね\(^o^)/

 

 翻訳があっと驚く瀬田貞二*1。手許にある初版の帯には400円の価格表示。「税込み」だとかの鬱陶しいものがなかった時代の絵本なのだな。小学生時代、これとバージニア・バートン『せいめいのれきし』とあたりで進化論を知った。『れきし』と違って、こちらはダーウィンの観察と考察を扱っているので、たぶん改訂の要はほとんどないかもしれない。と思ったのだけれど、マーケットプレイスものしかアマゾンにはない。版は改められることもなく絶えてしまったのか。

 いずれにしても、この二冊以降、自分の場合、地球上の生命の進化に関しては大した知識の更新が出来ていないのではないかという心配がある\(^o^)/。いやはや。