堺貼り紙・看板散歩/死語の文法

20211231172015

所用の道すがら

 「ソーシャル・ディスタンス」ってすでに死語の類になったものだとばかり思い込んでいた。しかもあれ、英語としてどうなのかというような話もあったよね。どういうふうに話の決着がついたのかつかなかったのかは知らないけれど……。

 

 と書き始めて、ふと思い出したのが下の横断幕。

 「Social」はついていないけれど、「Distance」の品詞の扱いに問題があるというのが「ソーシャルディスタンス」批判のポイントだったとすれば*1、これも変だということになるのかしら? ドイツのメディアが制作したヴィデオだから、ネイティヴ的にどうなのかはわかんないけれど。けれど、文法問題はさておくとして、全然通じない英語ってわけでもないんぢゃないのかな、「Social Distance」って? 実際のところどうなんだろう?

 

 ってなことを書こうとしていたのではなかった\(^o^)/。冒頭の「Keep Your Social Distance」は大阪狭山市立野球場にあったものだったのだけれど*2、そういう施設であるならば、日本語で「密にならないように注意しましょう」でいいぢゃないかと思ったのだ。半ば以上、すでにカタカナ日本語としては死語化した英語なんかで書く意義はないんぢゃないか。少なくともまずは日本語で書いたほうがいいに決まっている。英語が本当に必要ならば、「はなれてあそぼう」だって、「Let´s Play Apart」とか何とかよくわかんなけれど、そちらのほうだって英語で書いておくのでなければ、何かしら筋が通らないぢゃないか。そうでもないんですかね。うーん。

 と大阪狭山市市民でもない人間が唸ったって意味ないか\(^o^)/

 

※ タイトルは毎度デタラメです。相済みませんm(_ _)m

 

 

*1:e.g. 「ソーシャルディスタンスをとる 英語でなんという?」(スクールブログ│名谷パティオ校(神戸市須磨区)│英会話教室 AEON)「ソーシャルディスタンスを英語で言うときは、social distancingとingをつけよう」(初心者専門マンツーマン英会話スクール)とか、ググって見ると同様の観点で批判が行われていることがわかる(google:ソーシャルディスタンス 英語)。

*2: ただしこの界隈に土地勘がないので、ひょっとすると勘違いしている可能性もないとは云い切れない。仮に別の施設だったとしても論旨に大きな違いは生じないと思うけれど。