2021年3月17、18日のSongs/電気羊を夢見て

2021年3月17日

 2021年3月17日にYouTubeで見聴きしたPV、MVの中から。

Dominique Guiot - L'Univers De La Mer

 またしても、WRWTFWWレーベルもの。ドミニク・ギオ(Dominique Giot)については例によって例の如し。名前からフランス人だろうとの見当はつく。音色の選び方がいささか古いかなと思ったら、78年のリリースらしい*1。再生ページの概要欄には《Written, composed and played by Dominique Guiot with his Mellotron, Minimoog, clavinet, organ, and guitar, L'Univers de la Mer draws its inspiration from deep sea exploration, oceanic creatures, and underwater kingdoms. 》とあって、メロトロン、ミニムーグ、クラヴィネット、オルガンにギターという使用楽器がプログレの時代だわねぇという感じ、なるほど1978年。

 YMOのデビューもひょっとして同時期だったと思うのだけれど、思いつき的に云えば、あのあたりが用いられる音色が今日的なものへと大きく変化してゆく時代の始まりだったかもしれないなという気がする。ダメですかね?

L'Univers De La Mer

L'Univers De La Mer

  • WRWTFWW Records
Amazon

 CDはすでに品切れ。あるのは、LP、MP3、ストリーミング。

 

Music like Phoebe Bridgers

 さて、こういうのってどうなんですかね。便利といえば便利なんだろうし、聞き流すに好都合なのだけれど、他のアーチストとのなにがしかの類似でコンピレーションが成立してしまうというのは、取り挙げられるアーチストさん的には気分悪いんぢゃないですかね。Phoebe Bridgersはカワイコチャンなのかもしれないけれど、収録されているアーチストの中では、たとえばMitskiのほうがアーチストとしては格上感、あるでしょ。もちろん、このへん、各人の志向なり嗜好なりに応じて、Japanese HouseでもTomberlinでもその他任意のだれかでもかまわないのだけれど。類似の例に挙げられているJapanese Breakfast、同じチャンネルには「Music like Japanese Breakfast | Similar Artists Playlist」(Indie Playlists、YouTube)があるのだけれど、そちらでは似たものとしてはPhoebe Bridgersの名前が見当たらない。そういう非対称なところ、別にJapanese BreakfastがPhoebe Bridgersより格上だとは思わないけれど、何となく気に入らない。気に入らないものを取り上げるというのも奇妙なものだけれど、こういうものがあったのだと記録しておくことはそう悪いことでもないんぢゃないか。

 いずれにしても、こいつではアフィリエイト出来んなぁ\(^o^)/

 

2021年3月18日

 2021年3月18日にYouTubeで視聴したPV、MVの類から。

Ravel - Ma Mère L'Oye, Gaspard de la Nuit, Valses nobles..

 収録作品は以下の通り。リンク先の記事はまだ読んだことがない\(^o^)/

  1. マ・メール・ロワ - Wikipedia
  2. 夜のガスパール - Wikipedia
  3. 高雅で感傷的なワルツ - Wikipedia

 モーリス・ラヴェルについては、「モーリス・ラヴェル」(Wikipedia)、その他google:モーリス・ラヴェル。ピアノは、「エリック・ハイドシェック」(Wikipedia)「ターニャ・ハイドシェック」(Wikipedia)を参照されたし。やっぱり読んだことがないのだけれど\(^o^)/。おフランスのピアニストさんたちなのだから、「ハイドシェック」は「アイドシック」くらいが穏当なカタカナ表記ぢゃないのかと思う。といったあたり、さすがに何か説明があるかしら。

 Classical Music/ /Reference Recording - YouTubeから。最近ではほぼ1日1本のペースで音源ヴィデオを公開し続けているチャンネル。何となく全体の雰囲気は往年の廉価盤シリーズっぽいけれど、今世紀に入ってから録音されたアルヴォ・ペルト(Arvo Pärt)作品など廉価盤シリーズならたぶん収録されないんぢゃないかなと思えるような現代作品も混じっていたりする。

 74年の録音なのだが、LPもCDもAmazon.co.jpでは見当たらなかった。クラシックでさえそうなる時代ですかね、今は。

 

Parallel Highway - Dreaming Of Electric Sheep

 Parallel Highwayについては例によって例の如し。

 

*1: ググっていると79年とするページもある。けれど、本人のFacebookページには78年とある(Dominique Guiot | Facebook)から、たぶんそちらが正しいんぢゃないかな。