同じ釜の飯、同じ皿の餌

 ひさしぶりに他人様ひとさまtweetにて失礼。引いたtweetも冒頭の1行からすれば、オリジナルの投稿者によるものではないみたい。ということは、他人様の褌の又借という衛生具合に不安を覚えちゃう話になっちゃいますかね^^;。

 

 研究所にごちゃごちゃ五月蝿い鼠出来、これは猫様の活躍処とばかりに飼い猫を連れてきたらば鼠を咥えてテクテク、これはシメシメでかしたぞ、と思ったら、……というお話。言葉にするとずいぶん簡潔、ヴィデオで見てもさらに簡潔簡単。とはいえ、これは良く出来たショート・フィルムといった趣かな。

 家畜・ペットの類なら異種同居、妙竹林な親密の例は、YouTubeで動物ネタ動画を漁っていればいくらでも転がっている。しかしまぁ、うっかりすると喰う喰われるの間柄にあるはずの2匹が仲良く並んで同じ餌を喰らうとは何事か。ヒトに飼われた生き物たちとなると、野生の感覚などとうの昔に失調し、健全な働きなどもはや期待すべくもないということか。

 

 と考えるともなく考えながら、気になって來るのは動物のことよりも人類のこと。異種との共同生活を繰り広げたのは、「猫様と鼠」よりも「人類とその他の生き物」のほうが先行しているに違いない。また、事例も遥かに多いだろう。異種の獣その他を取っ捕まえて愛玩の対象としてみたり、品種「改良」と称して、たとえば蘭鋳ランチュウのような奇妙化態なヤツを作り出して珍重しさえする。わざわざヒトへの依存抜きには生きていけない連中を作り上げ、給餌に散歩に健康管理と、自分の生活の面倒を増やして喜ぶ人類というのはやっぱり変なヤツらだと云わざるを得ない。

 毎度、人類のやらかすことはよくわからない。

 

 タイトルは毎度デタラメな思いつきです。相済みませんm(_ _)m

立ち読み課題図書、その他

 

 7月20日刊行予定。星野博美はつい先日「本日の備忘録/More Than Human」で触れたばかり。