直前期小論文講座 の検索結果:

「小論文」で検索してやってきた君に

…じゃないかと思う。 直前期小論文講座シリーズ 「直前期」とあるのだけれど、基本的な事項の確認だからこのへんから読み始めるといいんじゃないかな。 自分の関心の在り処をたしかめよう 問題演習というよりは心構えかな。入門者・初心者にはむずかしめの問題だから、そういうヒトは読むだけでも可としますか。 問題演習篇 主題を分析的に捉え直す ツッコミ演習 評価基準に意識的になろう 私立美術系小論文を指導していたときに気になったこと(どちらもちょっと中途半端なんだけれど) 自由な感じを構成す…

直前期小論文講座その4/事実への意味づけってのが大事

がんばってるのにダメダメな答案のパタンっていくつかあるのだけれど、その中でも比較的目につくのが事実を列挙してあるだけのヤツ。毎日、新聞も読んでいるんだろうし、テレビだってメモを取りながら見ているのかもなぁ。でも「意見」「考え」が求められている問題なのに、いっくら主題にまつわる事実ばかり具体例として挙げたって、それだけじゃ問いの求めに応じたことにならない。それ以上に重要になるのは、事実が持つ意味を明らかにすることだ。実はそこのところこそが「意見」なり「考え」なりの出発点となるも…

直前期小論文講座その3/主題の定義・性格を考えるべし

主題は何かな? 設問に設定されている主題をいい加減にしか考えてないダメダメ答案って、たぶんみんなが思っているよりずっと多い。ここでいう主題とは「何について」考えなきゃいけないのか。 たとえば、「環境破壊について意見を述べよ」という問題なのに、「環境破壊」という語句が答案に一度も登場しないなんていう答案、決して珍しくないのだ。代わりになのかどうだか、「環境保護」とか「環境問題」とか「自然保護」とかいった語句が登場してたりはするんだけどね。ちょっと考えてみればわかると思うけれど、…

直前期小論文講座その2/頼むから設問はじっくり読んでくれ!

わかりきったことだ、と思いたいのだが、残念なことにそうではないのが設問の確認。 たとえ設問より課題文や図表などの資料が先に提示されていたとしても、まずは設問を確認するところから作業は始めよう。 問題が何であるのか、何をどのような条件の下で考えなければならないのか、は、課題文読解やデータの解読以上に重要。ここでしくじれば、課題文やデータがちゃんと読めたって高得点は望めない。 今回はそのへんについてちょっとブッてみた。 標準的な問題の分析 世の中でテクニックみたく云われているもの…

直前期小論文講座その1/まず過去問を確認しよう

直前期でもあるし、ということで、大学入試小論文関連の記事をしばらく掲載してみるべし。まずは最初にやっておくべきこと。直前期駆け込み組ならチョー大急ぎで、4月から取り組み始める人でも、もし志望校が決まっているのなら、ゴールデンウィークが終わるまでには一通り済ませておけるといいなぁ。決まっていない人でも文系なら社会科学系一般とか人文系一般とか、少し範囲を広げた形で取り組んでおきたいところ。 まず過去問を確認しよう 大学入試小論文の直前対策にあたって何が重要って、これほど重要なこと…