松尾芭蕉*1 今さらな与太を一つ。 不尽川(ふじかわ)のほとりをゆくに、三(みつ)ばかりなる捨子のあはれげに泣(なく)あり。此川の早瀬にかけて、浮世の波をしのぐにたえず、露ばかりの命まつ間と捨置けん、小萩がもとの秋の風、こよひやちるらん、あす…
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