本日の備忘録/Art installation brings ocean waves to city

 韓国、ソウル。

 これがアートなのかどうかという話はとりあえずどうでもよろしい。これは現物をまず見たくなる。この規模でありながら3D*1でもって8Kという仕上がり、アートとして意味があろうがなかろうが、迫力ばかりは間違いなくあるだろう。僕みたいな軽佻浮薄な人間の興味を惹くには充分だ。

 

 聞くところによると、今年の夏はますます暑くなるそうぢゃないか。たとえば、新宿アルタのディスプレイなんぞは取っ払って、代わりにコイツを設置しておいたほうが清涼感あるインスタレーションとして夏を凌ぐに好都合、評判になること請け合いだったりしやしないかしらね? そうも参りませんかね? う~ん。

 

なぜ、これがアートなの?

なぜ、これがアートなの?

 

 

*1: これ、どうやって3Dを実現しているんだろう? メカの見当がつかないんだけれど。それとも、単に正面と側面の投影がなされているだけなのかな? ご存知の方、やさしくご教示くださいますようm(_ _)m。

本日のcinema/「洲崎パラダイス 赤信号」YouTubeで期間限定無料配信中

 川島雄三監督作品ということで、これは触れておかずばなりますまい。

 それにしても、と思うのは、演出・撮影の手腕はさておき、俳優陣のご尊顔。いかにも映画のために誂えられたかのような造形には畏れ入るしかありませんわねm(_ _)m。ちっと蓮っぱな新珠三千代さまなどたまりませんね。う~。
 

 作品については、「洲崎パラダイス赤信号」(Wikipedia) hatena bookmarkでも参照されたし。

 

 「期間限定」の期間は6月4日までとのこと。それを過ぎちゃったら、

をどうぞ。

洲崎パラダイス (集英社文庫)

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  • 作者:芝木 好子
  • 発売日: 1994/09/20
  • メディア: 文庫
 

 

本日の備忘録/Huge sinkhole opens up revealing paving from Ancient Rome

 シンクホールといえば怪我人の出ること必定、まずは八方丸く収まらないところ、本件ではコロナ禍のおかげさま、ヒトのゐないところに出来たシンクホールで怪我人なんぞは出ては来ず、出てきたのはあらまびっくり、古代の敷石、ついでに広場というめでたい話。

 

 とはいえ、シンクホールが出来したあたりの表向きはそうべらぼうには古いものとも見えない。電柱も見当たらないから電線に電話線は、その他ガス管、水道管とまとめて地下に移されたのだろう。となるとその程度の近年にも工事のための掘り返しはあったのではないか。もしそうだとすれば、その折にだってローマ帝国の遺物に気づく工事関係者がいたとしてもいいような気がしても来る。

 それぢゃぁ、話は一気につまらなくなってしまうのだけれど\(^o^)/

 

"Beneath the modern city there is the ancient city perfectly preserved, sometimes in a surprising way," said archaeologist Marta Baumgartner, who believes the ruins will help people to have a better understanding of what the city looked like during the Roman Empire.

 概要欄のこの部分もちょっとよくわからない。少なくとも本件は「びっくりしちゃうふうに保存されている」のではない。ローマともなれば、遺跡・遺物の類が埋もれているのは、たぶんそんなに珍しいことではないだろう。ただ、すっかり観光地化してしまった現在では、土地を掘り返す機会がめっきり少なくなっていて、おかげでシンクホールでもできないと新たに遺跡と出喰わすこともないんぢゃないか。つまり、びっくりしちゃうのはシンクホール発生によって思いもかけず見つかっちゃったという発見のされ方になるわけだ。

 そこいらへんを強調できたほうが、ポスト・コロナの観光資源として利用できる逸話ネタとしても有効かもしれないしなぁ。

 

 というようなことをつらつら考えていると、どうにも陰謀論めいた妄想が頭ん中にムラムラと湧き上がって来る。つまり、実は遺跡・遺物の埋もれている場所は、過去、種々の工事の折に見つかった断片的な遺物から粗方見当がついていたのだ。しかし、すでに人出に埋まる観光地、地元のヒトビトからすれば、通行の制限を要するような発掘調査が行われては敵わないということでなかったことにされていたに違いない。しかし、今回のコロナ禍ですっかり落ち込んだアレヤコレヤ、単なる復興ではここのところの落ち込みは回復できっこないところ、何か話題になる要素、できれば金のかからぬネタを仕込む必要がある。ヒトのいないをこれ幸いに、発掘のための穴をシンクホールと言い募り、偶然による遺跡発見としておけば、世界のメディアも注目しないはずはない。安上がりの観光復興の梃入れに好都合ということで出来上がった騒ぎなのでは、なぁんてことは、いくらなんでもございませんわぁねぇ\(^o^)/

 

 というような与太はさておき閑話休題

 來る18日から、イタリアは外出禁止が解除され、来月3日からは入国も再開されるとのこと。観光復興は重要課題ということではあるのだろうけれど、さて。

 

立ち読み課題図書、その他

ポール・サイモン 音楽と人生を語る

ポール・サイモン 音楽と人生を語る

 

 先日ようやく読了。「Graceland」の歌詞が作られてゆく過程には、心を揺さぶられるところがある。降りてきた言葉と、いわば語り交わす結果として選ばれ少しずつ増殖してゆくさらなる言葉のさまは、半ばは予想していたこととはいえ、ここまで具体的に語られるとは思いもよらなかった。

グレイスランド

グレイスランド

 

 リンク先ページをご覧になれば、他にもなんとか記念盤だの輸入盤だのMP3だのアナログ盤だの種々の盤が出ている。

 確認していないけれど、Spotifyあたりで試聴できるんぢゃないか。YouTubeだと、オフィシャルな音源では有料登録していないとアルバム全体を通しては聴けない。

 名盤であることは疑いなしなんだけれど、僕の狭い経験の中では平均的な日本人リスナーの好みに合うかどうかは結構微妙みたい。興味のあるヒトは、まず試聴してみるといい。

 

本日の備忘録/強化学習と招き猫

 久しぶりながら、他人様ひとさまtweet)にて失礼m(_ _)m

 

 猫様のなさることは何であれかわゆいのだから仕方ありませんね。

 

 猫様ヴィデオの氾濫をもってネットを小馬鹿にする風が今日広く見られるようになっているらしい。しかしながら、猫様ヴィデオを眺めて時を過ごすことが本当にただただ馬鹿げた無意味なものであるのかどうか。むしろ、たとえば「ネットで猫の動画を見ると、生産性が上がる」(ライフハッカー[日本版]) hatena bookmarkというような話もあって、何かにつけ御仕着せ「自粛」のうるさい現在、すっかり沈滞してしまったあれやこれやの來るべき復活に向けて猫様ヴィデオを熱心に眺めておくというのは、潜在的生産の力を蓄える結構悪くない時間の過ごし方なのだと主張しておきたい。

 世間様に通用するかどうかは知らんけれど\(^o^)/

 

招き猫百科

招き猫百科

  • 発売日: 2015/09/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)