本日のクラッシュ!/Texas Truck Crash Caught on Tape
見れば事態の粗方は理解できるだろう。先月27日テキサス州、濃霧による視界不良で生じた多重事故の検証現場へさらに大型トレーラーが突っ込んでくるという事故。警官2人が怪我を負ったものの、命に別状はないとのこと。
後始末の模様は「Texas Trooper Struck By Semi Truck Driver Extracted From Pickup In Multi-Car Pileup In Lubbock Texas」(Live Police Pursuits、YouTube) で見られる(音声なし)。逃げ遅れ気味に見えていた警官が無事なところも確認できる。ε-(´∀`*)ホッ
以下2つは、クラッシュ未満の映像。
何が起こったのかは見れば説明不要だろう。日はクリスマス、所はアラスカSewardハイウェイ*1、スタックしちゃった車をどうにかしようとしていたところ、こうなっちゃったのだそうな。映像は手伝っていた警官さんのパトカー搭載カメラによるとのこと。
怪我人が出なかったのは何より。しかし、ぶつけられそうになった側の気分としては、収まりのつかない腹の膨れるところもありそうな。
2日、ワイオミングとコロラドの州境あたりで。風速70 mphというと、えぇっと、風速30メートル強くらい?を超える風が吹いていたらしい。事故を引き起こす前に車を止めたのは賢明というところ。
上のような映像を目にしたあとでなら、年末年始毎度の渋滞のアドバンテージだってあるのかもしれないと思えて来る。
冬の道路といえば、凍結、ホワイトアウト、濃霧、強風その他自動車事故を招くアレコレが遠慮会釈なく現れる。その際、事故を大きくする要因の一つが車のスピードの出し過ぎだろう。しかし、渋滞ともなればスピードの出し過ぎばかりはどうにもこうにも起こり得ない。毎年毎年の帰省ラッシュ、Uターン・ラッシュによる道路渋滞の類、馬鹿馬鹿しさ極まる愚行と見えて、しかし長らく途絶えることなく続いているのも、実は渋滞が持つ事故の大規模化防止効果のおかげではないか仮説というのはどうか。ダメかなぁ\(^o^)/。
何にしても、みなさまお気をつけて。
立ち読み課題図書、その他
「渋滞学」が流行ったの、もう10年以上昔になっちゃうのね。ほへぇ~。
*1: YouTube再生ページの概要欄では「Seaward Highway」となっているのだけれど、たぶんこれは「Seward Highway」(Wikipedia) のことぢゃないかと思う。どうかしら?
にゃぁ~(ΦωΦ)/
Climb towards 2020!
— Junko (@dct_ihjc) December 28, 2019
Via: hana_kitty #IG#physicalability #NewYear2020 #Meow #neko pic.twitter.com/gx5wgOsDU7
今年もたくさんの猫写真、猫ヴィデオに心を奪われる折があったけれど、ここへ来てこれに出喰わすとは。ついて来た文言も頃合い良いもの、これに便乗するに如かず、ということでまぁ。
というわけで、みなさま、よいお年を。
人類のねこ様への隷属ぶりには呆れ返るより他ないのだけれど、しかしまぁ、「ネットで猫の動画を見ると、生産性が上がる」(ライフハッカー[日本版]) というようなお話もあるんだから、一概に責められるべき話でもないのかもしれない、かな?
本日の備忘録/フライドチキンのクリスマス
ここ数年くらいだろうか、日本のクリスマスでフライドチキン、それもケンタッキーフライドチキンが持て囃される様が海外のネット上で話題になる折が増えている(ような気がする)*1。そこいらへん、なんとなく今年目についたヴィデオだったということで仕事の雑談用にφ(..)メモメモ。
僕と同様、英語の聴き取りが怪しいヒトは、上のヴィデオを見る前に「フライドチキンが『日本のクリスマスの伝統』になった理由」(CNN.co.jp) を先に読んでおくといいかもしれない*2。粗筋の一部をあらかじめ知っておくと、内容の見当はずっとつきやすくなるものだ。
で、こういう話はうっかりすると本来の文化への誤解としてのみ語られてしまいかねないものだ。でも、それだけではちょっとつまらない。YouTubeで公開されたヴィデオを見ながら「日本人の誤解を馬鹿にしているみたいだけれど、あんたたちだってアボガドとかとろサーモンとかわけのわかんないもんで寿司を作って喰っているぢゃないかぁ、ぶ~」*3程度のことなら、誰しもが思いつくところ。
ダンテは無知だから知らないのだろけど、アメリカは七面鳥を食べるが欧州では元々ガチョウを食べていた。
— 御神苗 雄 (White Glriffon) (@silvergriffin18) December 24, 2019
何故なら七面鳥は北米原産だからだ。
欧州のクリスマスのガチョウが北米で七面鳥に取って代わられた様に日本では鶏が食される。
これは、食文化が広まる過程で起こる極自然な事だろう。 https://t.co/6RL3UHRaEd
via. Nanako Hisamuraさんのツイート *4。
拡散する力のあるものはなんでも姿形を変えてしまうものなのかもしれない。言葉だって地域を超え時代を超えるとき意味も形も変えてゆくし*5、うっかりするとニュースの類だって伝言ゲームよろしくおかしな具合になっちゃうもんね*6。《たとえそれが、真実には即していなかったとしても》*7。変なもんだわね。
と、文化変容っぽいあたりに持っていったほうが、いくらか話は面白くなる(といいんだがぁ\(^o^)/)。
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*1:cf. 「KFC christmas japan」YouTubeの検索結果 。結構あるでしょ? 全部取り上げると今年の分だけでもキリがないくらい。よほどケッタイな習俗かなんかみたいに見えているってことだろうな。
*2: ただし、※諸説あります的な話も他ではいろいろ出て来るみたい。/自動生成英語字幕も利用できる。再生画面下の「CC」に赤い下線が出ていなければ、「CC」をクリックすると英語字幕が表示される。自動翻訳も出来るけれど、ホイホイ理解できる日本語になってくれるわけではない。たぶん、こう云っているのかな、と見当をつける役くらいになら助けになるかも、といったところか。
*3:cf. カリフォルニアロール - Wikipedia 。これによれば、アイディアそのものは日本人が案出したってことになる。とすると、「あんたたち」云々は見当ハズレということになるのかな?
*4:cf. 青い紅玉 - Wikipedia
*5:cf. 「東京貼り紙・看板散歩/毎度お馴染みの『国語に関する世論調査』について、あるいは『番茶』と『茶番』、『色男』と『男色』とか」
*7: 「フライドチキンが『日本のクリスマスの伝統』になった理由」(CNN.co.jp) の2ページ目、記事末尾。
*8: 2019年12月29日現在。