昨日見たヴィデオから/無関心であるということ
9月13日24時間以内で見たYouTubeヴィデオから。
再生画面下のタイトルにはプレイリスト・ページへのリンクが設定してある。プレイリストから適当にかいつまんで再生したいというような場合、多少は便利かも。
無関心であるということ
今回のハイライトいの一番は、「台湾の天才プログラマー 多様性が育てた変革の徒」(日本経済新聞、YouTube) だわね。このヴィデオ単独でも、その場で即座に返される弁舌の滑らかさや話題の整理に感心させられるのだけれど、それ以上に本邦のIT相の選ばれ方とのくっきりしたコントラストに唸らざるを得ない。
本邦のIT相の人物像、「印鑑との両立目指す=竹本IT相」(時事ドットコム) へのはてなブックマークの登録数*1を見てもヒトビトの関心の高さがわかる。ただし、その関心の中身は「[B! 行政] 印鑑との両立目指す=竹本IT相:時事ドットコム」(はてなブックマーク) をご覧になれば分かる通りだ。彼我の隔たりに眩暈がする思いに駆られないわけがない。
と、僕程度の人間が感じるところは、だれだって感じるに決まっていて、さらに「『レベル感の違いがすごい』78歳のIT担当相が爆誕→台湾の38歳天才プログラマーIT大臣が話題に」(BuzzFeedNews) *2というような記事も登場している。自サイトがアクセスできない状態になっちゃってるとか*3、《日刊スポーツの記事によると、「スマートフォンでSNSを投稿できている」ことが竹本氏就任の背景にあったとされています》とかいったあたり、遥か仄かに《サイバーセキュリティ担当だったにも関わらずパソコンを使ったことが1度もないと発言し、国中をあぜんとさせた》(BBC)*4ところの、桜田義孝氏のことを連想してしまう。
本件と直接の関係はない話だが、桜田氏でいの一番に思い出す失言がある。くろしおくんという高知県のゆるキャラを「栃木県」のゆるキャラとして紹介してしまった件だ*5。もちろん、他の失言と比べれば、直接政策に関わるような発言ではないし、報道でもちょろいエピソードを超えるような扱いはなされなかったように記憶している。しかし、「くろしお」と見聞きしておきながら、栃木県、つまり海を持たない内陸部の土地の名を挙げるというようなミスは、彼が日本の国土のありようについてあまり関心がないという事実を端的に示すものだろう。彼は「くろしお」という名に触れて、一体何を連想したのだろうか。そのうち、トンデモナイ失言をなさるに違いないな、とこのミスの報道に触れて思ったことを覚えている。サイバーセキュリティー担当であってもITへの関心は高くなく、復興相でありながらも復興より選挙のほうが大事なのは、国務大臣であっても国土に関心がないことと見事に軌を一にしていたのだと思う。
竹本IT相がどのようなヒトなのか、まだまだ僕たちには見えていないのだろうけれど、見えていない部分には、今見えているところからは推し量ることの出来ないような素晴らしいITへの高い関心と見識が隠れていることを祈るしかない。
Molly Tuttleのフィンガー・ピッキング
「Molly Tuttle: "The High Road" (Live)」(Molly Tuttle、YouTube) 、これまではひたすらバカテクのフラット・ピッカーという印象だったMolly Tuttle 姐様が、オーソドクスなスリーフィンガーでギターをお弾きになっているというびつくり。
こちらはバカテク披露というわけではないのだけれど、それでも歌伴としてはセンスのいいギターであって、充分にチャーミングぢゃないですか。
*1: 見出しリンクの右側についている(数字)users。
*2: なんだかスゴいURLですね\(^o^)/。
*3: このへん、他人様のことをとやかく云えた義理ぢゃぁないような気もするけれど、アテクシはIT相ぢゃないからイイのですよ。
*4: 「桜田五輪相が辞任、「復興以上に議員が大事」と発言」(BBCニュース) 。原文記事ももちろん世界に向けて公開されている。cf. Japan's Yoshitaka Sakurada resigns as Olympics minister - BBC News
昨日見たヴィデオから/※諸説あります
9月12日24時間以内で見たYouTubeヴィデオから。構成はだいたいいつも通り。最後尾に多少まとめっぽいまとまりがあるような気もするが、気にしても意味はない。
再生画面下のタイトルにはプレイリスト・ページへのリンクが設定してある。プレイリストから適当にかいつまんで再生したいというような場合、多少は便利かも。
ビーチ・サンダルの起源/アコヤガイの大量死
今回のハイライトは、「100 Years of Women's Shoes | Glamour」(Glamour、YouTube) ですかね。常連諸賢がこういう領域にどの程度の関心をお持ちなのか見当がつかないけれど、さしあたり以下のようなあたり、茶飲み話ネタくらいにはなりそう。
ビーチ・サンダルのことを「flip-flop」と呼ぶことを、そもそも知らなかったのだけれど、その直接の起源は草履(zoris)だというのはさらに知らなかった^^;。
The term flip-flop has been used in American and British English since the 1960s to describe the thong or no-heel-strap sandal. It is an onomatopoeia of the sound made by the sandals when walking in them.
なお、「直接の起源」という云い方をしたのは、直接ぢゃないかもしれないけれどさらに
Thong sandals have been worn for thousands of years, dating back to pictures of them in ancient Egyptian murals from 4,000 BC. A pair found in Europe was made of papyrus leaves and dated to be approximately 1,500 years old. Ancient Egyptian sandals were made from papyrus and palm leaves. The Masai of Africa made them out of rawhide. In India, they were made from wood. In China and Japan, rice straw was used. The leaves of the sisal plant were used to make twine for sandals in South America, while the natives of Mexico used the yucca plant.
The Ancient Greeks and Romans wore versions of flip-flops as well. In Greek sandals, the toe strap was worn between the first and second toes, while Roman sandals had the strap between the second and third toes. These differ from the sandals worn by the Mesopotamians, with the strap between the third and fourth toes. In India, a related chappal ("toe knob") sandal was common, with no straps but a small knob sitting between the first and second toes. They are known as Padukas.
ibid.
とのことだから、起源としてニッポンチャチャチャをブチかますというわけにはいかないみたい。しかしなぁ、つま先のストラップ、つまりは鼻の緒が親指と人差指以外の指の組合せの間に通し得たというあたり、ホントかよって気になっちゃいますね\(^o^)/。やっぱり親指の頼もしさってあるよなぁ。インドは、鼻の緒、そもそも紐ぢゃないのか。
人類の多様具合に打ちのめされる思いがしちゃうな\(^o^)/。
「アコヤガイの稚魚・母貝の大量死に対する知事要望(愛媛県漁業協同組合連合会)」(EhimePref、YouTube) *1、アコヤガイの大量死、「昨日見たヴィデオから/貝の数え方の怪」 で取り上げた
ググってみると「アコヤガイ大量死 愛媛・三重 原因分からず」(東京新聞) *2、三重・愛媛以外に、2019年9月12日付記事「アコヤガイ被害2~4割 長崎県内の稚貝 今季生産に影響なし」(長崎新聞) など。長崎新聞のほうには《原因は調査中だが、海水温が高いままだと予断を許さないとみている》との記述がある一方、東京新聞には《栗山研究員によると、外套膜が縮む現象は水温が低くなる冬場に起こりやすいとされるが、過去十数年のデータでは大量死はなく、夏場の発生は初めて》とある。気候変動のことが頭にある素人である僕としては、「海水温の上昇」との関係は思いつきやすいところだけれど、通常なら水温が低い時期に起こることが今起こっているとすればお手上げですわね。別に僕がお手上げだからといって、だれが困るというものでもないけれど\(^o^)/。原因は海水温ではないということなんだろうか? というあたりも含めて、素人が慌てて当て推量する必要もないわね\(^o^)/。
他にも「海流変化が原因か、アコヤガイ大量死 志摩の養殖組合長が見解:三重」(中日新聞(CHUNICHI Web)) 、「真珠のアコヤガイ大量死は栄養不足が原因か 三重・英虞湾」(毎日新聞) など、「※諸説あります」状態みたい。
KAZU/Jamael Dean
音楽のほう、まずは「KAZU - Come Behind Me, So Good! (Official Video)」(ADULT BABY RECORDS、YouTube) 、「本日のSong/KAZU - Salty」 で一度取り上げたヒト、アルバム・リリース前日公開ということか。よくこういうロケ、許可が下りたもんだな。割とへっちゃらなものなんだろうか。
ADULT BABY RECORDSの YouTubeチャンネル には、現在、トレイラー、音源のみのものも含む7本ほど、KAZUのヴィデオが公開されている。どれもチャーミングだわ。
「Jamael Dean - People Tell Olo (2019)」(Stones Throw、YouTube) 、「Jamael Dean - Eledumare (2019)」(Stones Throw、YouTube) 、Jamael Deanというヒトはまったくの初めてなのだけれど、いい感じぢゃないですかね?
2曲だけでアルバムなんですかね。
レーベルのアーチスト紹介ページ「Introducing: Jamael Dean」(Stones Throw Records) によると、まだ20歳のピアニストさん。ドラマー、ドナルド・ディーンのお孫さんということのようだけれど、ドナルド・ディーンって有名なヒトなんですかね。ハービー・ハンコックなんかと名前が並んでいるからには有名なんですかね。ジャズのことはさっぱりわかんないな。
記事冒頭の見出しが「Jamael Dean has signed to Stones Throw. Here's a couple tracks: "Eledumare" and "People Tell Olo." Look out for an album later this year.」だから、アルバムは2曲でオシマイというわけではないみたい。
昨日見たヴィデオから/rich must pay for poor
9月11日の24時間内に見たYouTubeヴィデオから。構成はいつも通り。最後尾にまとめたネタもない。
今回のハイライトというよりも、個人的復習用として「Climate change report: rich must pay for poor: invest $1.7 trillion to adapt - News Review」(BBC Learning English、YouTube) 。BBCのLearning Englishは、本家サイト も含めて教材がむやみにたくさんあって独習に便利そうなのだけれど、かえってどこから手をつけたものやら迷う。最近は、関心のある話題が素材になった際に、ときどきちょろっと囓るというおつきあいになりつつある、かな\(^o^)/。
ついでながら、気候変動への影響も懸念される大規模な森林火災の類によるCO2増加も気になるところ。「Carbon Emissions from Fires: 2003 - 2018」(NASA Video、YouTube) がここ15年間の様子をわかりやすく見せてくれる。ここのところ話題になっているアマゾン流域を含むブラジルもさることながら、中央部アフリカやインドシナも目立つ。絶対量がどの程度なのかとか、別途調べないと迂闊なことは云えないけれど。
音楽のほう、まずは「David Bowie Sings Paul Simon - America」(YouTube) かな。まさかデヴィッド・ボウイ(David Bowie)がポール・サイモン(Paul Simon)をカヴァーしていたとは……と思いきや、声帯模写でいいのかな、声のそっくりさんの物真似でしたとさ。さすがに
「w.o.d. - 2nd Full Album『1994』Trailer」(w.o.d.、YouTube) 、w.o.d. の新譜トレイラー。w.o.d.を知ったのはつい最近で語れることがほとんどないのだけれど、トレイラーだけでも充分カッコよさは伝わってくるんぢゃないかしら。w.o.d.のYouTubeチャンネル には、いろいろヴィデオが公開されているので、まずはそちらからご覧になられるがよろしいか。
本来の僕の守備範囲ぢゃないような気もするのだけれど、まぁカッコいいんだから仕方ありませんね。
MIMINARI RECORDS (2019-09-11)
売り上げランキング: 285
新譜といえば、「あいみょん – マリーゴールド【AIMYON BUDOKAN -1995-】」(あいみょん、YouTube) 。しかし、とくに僕が書くようなことはないか^^;
売り上げランキング: 157
10月2日リリースとのこと。
しかしなぁ、ここで取り上げるアフィリエイトネタが揃ってランキング3桁内というのは、実に珍しい事態ぢゃないか\(^o^)/
昨日見たヴィデオから/貝の数え方の怪
9月10日24時間内に見たYouTubeヴィデオから。構成はだいたいいつも通り。ただし、動物ネタを最後尾にまとめてみた。
今回は後からそれなりに減らしてみたのだけれど、数がずいぶん多くなってしまった。何をして時間を過ごしているのやら、我ながら呆れる。その割に「これこれが今回のハイライト」という感じの映像がない。とりあえず、へぇ~そうだったのか、というのが、「原因不明のアコヤガイ大量死 真珠養殖業者は困惑(19/09/10)」(ANNnewsCH、YouTube) 。《三重県志摩市の
- 食べ物として扱う場合は「個」で数えます。
- ホタテなどの平面的な貝類は「枚」でも数えます。
- 貝を生物として扱う場合は「匹」と数えることもできます。
- 俗語で「貝(かい)」「貝(ばい)」と数えることもあります。
- 貝の古い小売単位のひとつに「籠」があります。これは貝が籠(かご)に入れて売られていたためです。
- 現在は「山」「パック」などを用います。
(強調引用者)
とのこと。
ん? とするとアコヤガイを「個」で数えるのはどうなの? さらに「生物として扱う場合」の「数えることもできます」という微妙な表現。今回の報道の場合、「匹」を用いたほうが適切だったと考えていいのかしらね?
報道自体は県の発表に従っただけってことなんだろうけれど。ひょっとすると漁業関係者の習わしなのかな。漁業関係者が扱う貝となると通常は食用であって他はないだろうから、貝といえば「個」で数えることになっちゃったとか。どうなんだろう、実際のところ。
「数え方単位辞典《公式》」 、何がどう「公式」なんだかわからないページタイトルだけれど、どうも「日本数え方単位協会」という団体さんの「公式」らしい。ただし、同団体さん、ググってもどういう団体さんなんだかオフィシャル・サイトはおろか、説明解説してくれているページも出て来ないみたい*2。リファレンスとして便利そうなんだけれど、どの程度信頼できるのかがちょいと不安かも。
音楽では、「Consumer - Massive Subsidies」(The Flenser、YouTube) 、「paranoid void - ゲシュタルトの箱庭 / 世界の全ては live at 西永福JAM (Official Live Movie)」(japan paranoid void、YouTube) あたりはカッコイイし、「TAYLOR SWIFT // Death by a Thousand Cuts (Live Debut @ City of Lover Concert in Paris) 09.09.19」(northernlights、YouTube) あたり、テイラー・スウィフトのギター弾き語りなんて初めて見ましたよ、というところで、相変わらず全体としては飽きが来ないなぁ。
リリースはひと月以上先のこと、まだ試聴も出来ない状態だけれど。
*1: ルビは引用者が勝手につけた。
*2:cf. google:日本数え方単位協会