サトエリのいる世界線

 先日午前のことである。

 何を見ようというわけでもなく何となくテレビのスイッチを入れたところ、本堂内で、寺の住職と思しい袈裟をまとった男性の隣、佐藤江梨子がいきなり三点倒立して180°開脚する瞬間に出喰わしてしまった。

 この取り合わせ、あり得ようもない間違った世界線に迷い込んだみたいで、魂消る以外に対処のしようもなかった。本当の話である。

 

 何を大げさな、と思われるかもしれない。たしかに、サトエリともなれば、ヴァラエティ番組中など様々なセクハラ的ポーズを取らされるに違いないだろう程度のことは、テレビを滅多見ない僕にも想像がつく*1。しかし、ヴァラエティ番組であれば、それらが主としてどのようなコンテンツを提供するものであるのかをある程度予期した上で見るものであろう*2。おそらくは主婦層をターゲットとするであろう平日の午前の番組に、セクシュアルな内容が提供されるとは考えにくいのではないか。さらに、本物の寺院、本物の僧侶との組み合わせで、ということになると、これは相当レアなことと考えるべきだろう。

 午前中のテレビ番組*3佐藤江梨子が寺院に僧侶を伴って出現し、あまつさえ三点倒立したうえ180°開脚に及ぶという出来事は、やはり驚天動地であると云わなければならないのである。

 

 世界線が、本来あるべき場所から逸れ、異なるところに迷い込んでしまったようなこの感じ、ずいぶん昔にも一度味わったことがあるようなヒリヒリした感触があるのだけれど、どういう場面とタイミングで、一体いつのことだったのかさっぱり思い出せなくて、なんだか全身がムズムズする。う~。

 

 ヨコハマ映画祭サトエリの主演女優賞受賞作品。冒頭に挙げた「世界が終わる夜に」はこの「主題歌」。

 サトエリならば、映画関連での受賞がもっとあって良さそうな気もするのだが、本作以外での受賞に思い当たるフシがない*4。どうなってるんだ。

 

*1:cf.  google:サトエリ 開脚など。案の定、いろいろ出て来るわ。いやはや。

*2: 知らんけど。

*3: 時間帯からすると、関西テレビ『よ~いドン』中「となりの人間国宝さん」だったんぢゃないかな。たぶん関西ローカルの番組だわ。

*4: 一応ウィキpにも当たってみたけれど、やっぱり本作での主演女優賞だけみたい。

本日のご報告/確率論的世界

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『宇宙大怪獣ドゴラ』予告篇より*1

 というわけでおそまきながら、24日、twitterのアカウント、めでたく復活。ただし、凍結からその解除に至るまで、なんだかよくわからないまんまの印象が、前回まで以上に強かった。

 前回までは、「temporary restricted」とかなんとかいう表示がまずなされたのに、今回はいきなり「permanently suspended」、おまけにその措置が「After careful review」だというのだから、今度ばかりはアカウント復活、むずかしいのかもなぁと感じさせられた。

 それに、前回までは凍結解除に当たってtwitter側からメイルがあって、凍結予防に役立つとは思えない説明ではあったけれど一応の凍結理由も語られ、詫びのような言葉もあった。今回はそれもなかった。凍結も凍結解除も釈然としないことばかりで、なんだか蟠っちゃうなぁ。

 

 異議申し立てが、今回は日本語で出来たのは不幸中の幸い。前回は、もう何億年ぶりかの英作文、ずいぶん冷や汗モノだったのだった*2

 異議申し立ての内容は、以下の3点を中心にまとめた。

  • 長らく当方のtweetsの内容は同じような傾向のものだったはずで、今になって突然の凍結はおかしい
  • もし問題のあるtweetを指摘してくれるのであれば、削除するに吝かではない
  • 前回と同じく、tweetの内容をチェックするプログラムによる判断に誤りがあったのではないか*3

 なにぶん、アカウントの復活以外にはtwitter側からの反応がないので、上の3点にどの程度の力があったのかはわかんない。2007年春以来のアカウントでの、もう何度目かの凍結なのだけれど、これまで同様、特定のtweetに対する削除要求もなかったしなぁ。

 

 同時期、他の方々にもまとまった凍結があったらしい。

本日のご報告/寒気到来 凍結注意 - 日々の与太

今回凍結された人が何人もいて、どういう判断なのか良く分からない状況。

2022/10/24 08:09

 内から見ても外から見ても凍結される謂われはなさそうだということになると、もうこれはアレですね、ルーレットだか籤引だかで確率論的に凍結対象が選ばれているとでも考えるほかないんですかね\(^o^)/

 

 twitterの新しい大将は、「言論の自由」至上主義みたいなことを仰っているわけだけれど、そうなると凍結確率はどんどん下がっていくことになるんだろうか。不条理な凍結がなくなるなら、それはそれで結構なことではあるけれど、昨今の国内でのアレヤコレヤを鑑みるに、誹謗中傷デマのアナーキーの猖獗ってな具合になりゃしないかってなあたり、気になりもしてくる……と、僕なんぞが気を揉んだところで、何の役にも立ちゃしないのだけれど\(^o^)/

 

 はてさて、どうなってゆくんでしょうかぁねぇ。う~ん。

 

 

立ち読み課題図書、その他

 

 11月2日刊行予定。φ(..)メモメモ。

 

 死んだふりしてやり過ごしたいことなら、ヒトにだってあるわけで……。

 

*1: 以前、東宝だかどこだかの映画会社チャンネルで公開されていた「宇宙大怪獣 ドゴラ プレビュー」から。現在削除されちゃったみたい。YouTubeにて「宇宙大怪獣ドゴラ」で検索すれば、野良モノかもしれないけれど、予告篇の類が複数アップされている。

*2: よせばいいのに、twitterの言語設定、英語にしたまま使っているのがよろしくなかったのですね、たぶん。といいつつ、今も言語設定は英語のまんまなのだけれど、異議申し立てのフォームが今回は日本語仕様になっていた。どうしてなんだろう?

*3: 前回凍結解除時、twitterからのメイルにはそういう説明があったのだ。

本日のSongs/YouTube、中山ラビのトピックチャンネル、無料試聴可能に

 Rabi Nakayama - Topic - YouTube*2が、いつの間にやら閲覧可能になっている。ずいぶん以前から存在はしていたものの、実際には少なくとも無料ユーザには視聴出来なかった。本人の死がきっかけになっての公開なのだろうか。少し遅いような気もするけれど、いろいろ面倒な手続きその他があったのかもしれない。現時点では、CBSソニーから出ていた『BALANCIN′』(1987年)と活動再開後のあれこれ以外のオリジナル・アルバムがYouTubeで耳に出来るようになっている。

 

 これでお若い方たちに、中山ラビの歌が聴き継がれやすくなる環境が一つ増えたことになる。せっかく増えたのだから、実際に聴かれる折も増えるといいなと思う。というわけで、エントリを書くことにした。

 ウィキpの「ディスコグラフィー」(中山ラビ - Wikipedia)を参照しながらリリース順に聴いてもいいけれど、初めての方は『ひらひら』をまず、というところか。弾き語り中心のアルバムこそ中山ラビの真骨頂という向きもあるかもしれないけれど、そのあたりになると、聞き手を選ぶ感じになっちゃうかもしれない*3

 

 こういうネットらしいやり方で、文化伝承の回路が増えるというの、ちょっとおもしろいんぢゃないかしら?

 

おまけ

 YouTubeとは関係ないラビねたを2つばかり。

 まず1つ。「中山ラビ」(Wikipedia)「ディスコグラフィー」中、『女です』の収録曲の記述に誤りがある。少なくとも最初の版のLPでは、B面は「太陽」で終わりになっていたはず。「時よおやすみ」は『女です』リリースより後、テレビドラマか何かのテーマ曲だか何かに使われたものの、長らくオリジナル・アルバムに収録されずにきたんぢゃなかったっけか。ベスト盤の類には収録されていたような記憶はあるけれど。このへんはCD化された後のボーナス・トラックか何かとの取り違えぢゃないか。現時点でならウィキpのディスコグラフィーには登場しない『ラビ +3』に収録されている。

 

 2つめ。「わかれ(中山ラビ) / コード譜 / ギター」(J-Total Music!)の、少なくともプレイキー、GではなくてCぢゃないか? Gでカポ4では、たとえばあの印象的なイントロは演奏できない。イントロ冒頭は、左手親指で6弦を抑えるFのフォーム。6弦と4弦を右手親指でズンチャ、ズンチャと弾きながら、2弦と3弦で《ド、シラぁ、ド・シラぁ》とメロディを奏でる。そのへん、キーをGにするとCコードのフォームを中心にしてこのへんをこなさなきゃいけなくなっちゃうけれど、うーん、それって無理ぢゃないかなぁ。ベースランニングの部分を分数コードみたいに表記しているのも違和感あるしなぁ。

 コード譜そのものは、多少の当たり外れに関係なく、ありがたいものだし、「わかれ」のライブおける中山ラビ本人の演奏では、たいがいギターはコードストロークになっちゃう*4。したがって、アーチスト本人の演奏を目指すならば、アルバムでの安田裕美のギターにこだわらなくたって構わないといえば構わないのかもしれない。とはいえ、安田裕美のギター、なかなかカッコいいぢゃないですか。カッコいい割に演奏技術的には難しいところが全然ないというのがいい。コピーしてみたいと感じているヒトも多いんぢゃないか。

 というわけで、オリジナル・キーがBだとすれば*5、半音下げチューニングでカポなし、もしくは全音下げて1フレットにカポで、プレイ・キーはCというところ。右手のパタンが標準的なスリーフィンガーを崩したものになっているのが、ひょっとすると多少耳コピだと迷うこともあるかな。

 

 ついでに。このイントロで用いられている、キーはCなのに出だしがCコードではなくFコードというパタン、何かしらカッコいいことが多いような気がする。トニック・コードではなくサブドミナント・コードで始まるという云い方でいいのかな? AmでもDmで始める、みたいなの。パッと思いつくところで、FM7⇒CM7(play key)で始まるS&Gの「Old Friends」とか、Erik Satieの「Gymnopédie No.1」のGM7⇒DM7とか、John Renbournの「Debbie Anne」のDm7⇒Am7とか、etc..。こう並べてみると、たぶんこういうのをまとめる用語くらいありそうな気がして来る。実際のところ、どうなんだろう? ありませんかね? 「アーメン進行」とか?って、アーメンぢゃ冒頭ぢゃないしなぁ。う~ん。

 

 

 たぶんこれが「時よおやすみ」の最終的な収まり先ということになるんだろうと思う。

 

*1: 自分では試していないのだけれど、YouTubeの言語設定が日本語だとタイトルも日本語表示されるんぢゃないかと思う。

*2: リンク先はチャンネルトップではなく、playlistページへのものになっている。

*3: そうでもないかなぁ。う~ん。と迷うこともあるからこそ無料試聴可能というのはありがたい。迷ってないで、さっさと聴いてしまえばいいんだもん。

*4: e.g. 中山ラビ - ■ わかれ - YouTube。これはたしかにJ-Total Music!のページにあるとおり、Capo : 4で演奏されているんだけれど。

*5: 自分では確認していないm(_ _)m。

本日のご報告/寒気到来 凍結注意

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 Twitterのアカウント、ひさしぶりにまた凍結されちゃったみたい。これで3度目かな。う~ん。

 最近になってこれまでにないような変竹林の投稿をした覚えなんかないんだけれどなぁ。

 

 というわけで、一応異議申し立てはしておいた。でも何となく今度ばかりは雰囲気が違う感じ。果たしてどうなりますやら。

 

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 「permanently suspended」、いきなりパーマネントがついちゃうのって、さすがに気分悪いなぁ。

 

立ち読み課題図書、その他

 縁がないなぁ\(^o^)/

 

 いつの間にやら、こういうものが出ているから油断できない。現在、第3巻まで。cf. 「鉄腕アトム 初単行本版 初単行本版 河出文庫」によるアマゾンでの検索結果

 

 いかにも近所の書店にはなさそうな感じだけれど。