2021年3月19、20日のSongs/3月19日は世界睡眠デーなのだそうな。

2021年3月19日

 2021年3月19日にYouTubeで見聞きしたPV、MV類から。

J Foerster / N Kramer - Air Flows

 こういう単調な反復を基調にした作品の場合、一体どうしてこれを採りあれを採らなかったのかを言葉にするのが面倒臭い。まとめて退屈で取り合うに値しない音楽だと云い切ってしまえればいっそ楽チンなのだろうになぁ。

 

 ベルリンを拠点に活動する作曲家Niklas Kramerとアンビエント・パーカッション*1のJoda Foersterの共作アルバム『Habitat』からの1曲。イタリアの建築家Ettore Sottsassのドローイングにインスパイアされたとかなんとかで、それぞれの曲は架空の部屋を思い描いて作られたらしい。演奏はアコースティックなパーカッションとそれを処理した音によっている。そのあたりの音色が気持ちいいんですかね。

 それぞれのメンバーについては例によって例の如し。

 Amazon.co.jpには『Habitat』は見当たらなかった。Kramerのソロ作品『WASH』があっただけだ。でも、毎度ながら、Habitat - YouTubeで一通り視聴できてしまうのだった。

Wash

Wash

  • N KRAMER
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 こちらもWash - YouTubeで試聴できてしまうという、アフィリエイトには非常に都合の悪い作品集ですわね。こちらも出来は悪くなさそうだけれど、今一つ平板な感じ。選ばれた音色のせいだろうか?

 

Carole King - Tapestry

 云わずと知れた名曲ということで済ませてよろしいですわね。

Tapestry

Tapestry

  • Ode/Epic/Legacy
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 一応、Tapestry: Full Album (50th Anniversary) - YouTubeがプレイリストとしてオフィシャル・チャンネルから公開されている。パッと見、アルバム参加ミュージシャンらへのインタヴューやライブでの演奏などの豪華付録がついているように見えるのだけれど、肝心の本来のアルバム収録曲が揃っていない。揃っていないどころか、表題作である「Tapestry」が収録されていないという、ちょっと信じられない編集になっている。野良モノ音源ヴィデオを探して自分で編集すれば、オリジナル・アルバムを再構成できるが、今のところ音量その他不揃いなものになっちゃうみたい。というわけで、気になるヒトは上から購入するがよろしい。

 

Caroline Shaw & Sō Percussion - To the Sky

 パーカッションとヴォーカルのめずらしい取り合わせ方が何よりいい感じ。歌詞も断片的な聴き取れる範囲ではおもしろそう。

 Caroline Shawが作曲家で今回は初のヴォーカル、Sō Percussionがパーカッションのカルテット(Eric Cha-Beach、Josh Quillen、Adam Sliwinski、Jason Treuting)。このへんはそのうちググりますか。

 Let the Soil Play Its Simple Part - YouTubeのプレイリストで試聴できる。アルバム全体もかなりいい感じ。

 まだ読んでいないのだけれど、「Caroline Shaw / Sō Percussion: Let the Soil Play Its Simple Part Album Review」(Pitchfork)の評価が7.8。ずいぶんシブチンな評点ぢゃないかぁ、ヽ(`Д´)ノプンプン

 と腹が立たないでもないくらい、このアルバムは気に入ったぞ。

 

2021年3月20日

 2021年3月20日、YouTubeで視聴したPV、MVの類から。

Peter Gregson – Somnia

 Peter Gregsonについては例によって例の如し。再生ページ概要欄の解説によれば、本作は世界睡眠デー2021(World Sleep Day 2021)*2のために作られたとかなんとか。

 世界睡眠デー2021作品集、かな。Peter GregsonのほかBrian EnoだのMax Richterだの、眠りと来ればさもありなんといった創り手の名前が並んでいる。Best Of 2021: Sleeping Music - YouTubeのプレイリストで一通り試聴できる。

 

Ghostly Kisses - Alone Together

 2021年3月20日にYouTubeで視聴したのは、このプレイリスト中の「Empty Note」だけなのだけれど。

 Ghostly Kissesについては例によって例の如し(「2021年2月27、28日のSongs/already I am too much」でも一度触れているのだけれど、要するにそれ以降も何も調べていないっちゅうことですわね。あらま)。似たような雰囲気のシンガーさんなりバンドさんなりはいくらでもありそうなものだけれど、たぶん大袈裟ではないアレンジとヴォーカルの声質に惹かれたというところなのかなぁ。

 

*1: なにそれ? 単にパーカッションをアンビエント作品でプレイしているってだけなのかしらね?

*2: google:世界睡眠デー