本日の看板建築風家屋とか／鳥越あたりだったかな？
鳥越神社*1近くだっただろうか。そういうアレはちゃんとメモを取っておかなきゃダメだよなぁ。うーん。
裏に回っていないので本当に和風の屋根が存在しているかどうかはわからないけれど、たぶん看板建築風家屋に数えてよさそうな結構だと思う。
神谷バーばりの三連アーチ風の装飾がチャーミング。アーチ風の浮き彫りが施されているだけで、実際に窓がアーチになっているわけぢゃないけれど。
藤森の謂う「看板建築」は、単に擬洋風建築であるばかりではなく意匠性に富んだものに限定されている。だから、ここで取り上げたようなのは、厳密にいえば「看板建築」とは呼べないのかもしれない。都内下町散歩しているとそれなりの意匠性を持った看板建築風家屋はたくさん目につく*2。これを眺める愉しみをわざわざ排除する必要もないよね。
*2:【復旧時註】最近になって大阪でも看板建築風の家屋がちょくちょく見られることに気づいた。看板建築の藤森が語る成立事情からすると、このへんはちょいと解せないということになる。やはり意匠性に富むというのは「看板建築」にとって欠かせない条件だということになるのかもしれない。このへんは追々ちゃんと調べないとダメかなぁ。う～ん。
