凍る火山
ニューヨーク西部の州立公園、強烈な寒気のおかげで間欠泉が凍って出来たものなのだそうな。
リンク先にもさしたる解説が出ていないのでそこいらへん以上のことはわかんない。メリケンのここのところの寒さは相当なものらしい。大雪、猛吹雪はもとより凍りついたナイアガラの滝や消火活動後の氷柱だらけ建物の映像などがあちらの報道を賑わしている。でも、そこいらへん、めずらしいというほどのものでもない。こちらの見る目がメディアずれしちゃったということなのかな。そういう目でも、これはびびつくりだな。いつぞや本家「与太」で取り上げた氷の円盤が川面で回転している映像以来という感じ。畏れ入りました。
なんとなくBGM
別に散歩道に氷の火山があるわけぢゃぁありませんけれど。
12弦ギターの使い方が冴えてるなぁ。こっそり潜ませるように使われているオーボエとかも、気づいているいないにかかわらず心に沁みるように響いている。
60年代のフォーク、あるいはフォーク・ロックでは今とは比べものにならないくらい12弦ギターは使われているのだけれど、そういうのを今聴くとなんだか12弦ギターの音のおかげで、その歌がすっかり古ぼけたものに聞こえてしまうということがある。Banglesみたいにエレキなギターに置き換えてしまうとずいぶん凡庸なリフにしか聞こえない。音色の活かし方の巧みに唸っちゃうなぁ。
それにしても、なんで「重苦しい冬の影」が「冬の散歩道」になっちゃったんだろう。「重苦しい~」ぢゃヒットしなさそうではあるけれども。うーん。
ブックエンド(紙ジャケット仕様)【2012年1月23日・再プレス盤】
- アーティスト: サイモン&ガーファンクル
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
- 発売日: 2012/01/23
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 1回
- この商品を含むブログ (3件) を見る