本日の備忘録/UFOとか宇宙大怪獣とか

 かなり出遅れ感のある話ばかりだけれど。

 「この世のものとは思えない」ですかぁ。うーん。米国防総省が公開してNYTが報じたものをBBCが報じたとなると人騒がせな捏造ヴィデオではないと思ってもとりあえずバチは当たらないんだろう。件の飛行物体の正体はわかんないけれど。というかわかんないからUFOなわけか/(^o^)\。

 本邦にても、UFO対策については亡き鳩山邦夫がどこまで本気なのかわかったもんぢゃない形で国防にかこつけて語ったことがあったっけ。けれど、UFOについてなにがしかの記録が残されたことがあったとしても、たぶんまともな扱いを受けることも公開されることもないんだろうなぁ。

 そういう報道があったばかりだから、なのかどうか、奇妙な勘違いも生じることになる。

 イーロン・マスクのツイートから^^;。自分で仕出かしておいて空惚そらとぼけでございますかというところ。もちっとうまく撮られている映像を。

 飛翔するクラゲ感ある映像、僕の目には、UFOやミサイルよりも、ドゴラ的なイメージに見えた。それも映画以上にドゴラ的なドゴラ。

 ドゴラのイデアみたいなものを思い浮かべようと試みると^^;、映画として形をとったいささか情けなく見えなくもないコンビニのレジ袋みたいなドゴラよりずっとドゴラらしく見えると思いません? 何にしても『宇宙大怪獣ドゴラ』は、今の映像技術でこそ作られるべき映画だという気がするなぁ。

 

 というような SpaceXとほとんど同時に打ち上げられた本邦の H2A

 変な騒動を起こしはしなかったものの、

というようなふうに感想が傾いたヒトは決して少なくなかったはず。中継映像の違いもさることながら、積んでいる衛星の数もこちらが2つであるのに対しあちらは10*3。もちろん、衛星の用途は異なっていて、実は搭載重量はこちらの方が多かったりするなんてことがひょっとしたらばあったりして、たぶん単純な比較は出来ないとかなんとかいうことになるのかもしれない。けれど、中継のありようといい、搭載した衛星の重量といい、まずはあちらのほうがスゴいように僕のような素人には見えてしまう。こちらは「国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構」という国立研究開発法人、あちらは一民間企業、こちらは先発、あちらは後発だというのに。いつの間に、どういう具合にしてこうなっちゃったんだろう?

 

 音楽が伊福部 昭で悪くないというか充分興味深いのだけれど*4、改めて『禁断の惑星』のサントラの出来のことが思い起こされる*5。50年代に撮られた『禁断』のほうが、映像も音楽もていねいに作られていて、まぁ敵わないなぁと改めて思っちゃう。

 

*1:【復旧時註】すでにリンク切れ。

*2:【復旧時註】すでにリンク切れ。

*3:cf. 「動画:スペースX、イリジウム衛星搭載したロケット打ち上げ」(AFPBB News)hatebu「SpaceX、2017年を18回目の衛星打ち上げ成功で締めくくる――新世代Iridium10基を軌道投入」(TechCrunch Japan)hatebuなど。

*4:cf. 「Akira Ifukube – DOGORA / 伊福部昭: 「宇宙大怪獣ドゴラ」 (1964) OST」(YouTube)hatebu、野良モノだから削除されるかも、だけれど、サウンド・トラック

*5:cf. 「『禁断の惑星』のサウンドトラック、いいぢゃないか。びっくり。」hatebu。冒頭で取り上げたメイン・タイトルの公開先SoundtracksForLivingの YouTubeチャンネルでその他の曲もあがっている。「Load more」を何度かクリックしないとたどりつけないけれど、それくらいの面倒をかける値打ちはあると思うなぁ。