本日の映像/観覧車に突っ込む軽飛行機

 オーストラリア東南部、ニュー・サウス・ウェールズ最高裁判所によって公開された映像。この事故の様子が実際に撮影されたのは2011年。撮影者の女性は事故後、精神的なあれこれに悩まされるようになったとして、Greater Taree市と飛行機のパイロットを、パイロットはパイロットで、航空機への危険性にもかかわらず空港滑走路間近への観覧車設置を認可したことで市を、それぞれ訴えているとかなんとか。そのあたりの詳細はよくわからない。再生ページの概要欄にもそれ以上の説明はない。そのあたりから察するに、不幸中の幸い、精神的にはともかく肉体的な重傷者・死者は出なかったということだろうか。

 

 事故にも驚きを覚えるけれど、改めてこういう事故も撮影されてしまうということにより心を動かされるというか動転に近いような心理が兆してくるというか。たぶん、こういう映像にまだまだ馴染めないからなのだろう。ひょっとするとお若い方たちなら、こういう映像には物心のついた頃から馴染んでいて、さほど心を動かされることがないのかもしれない。冷静に映像を見つめ、事故の意味を落ち着いて考えることが出来ないのは、単にこちらが老頭児ロートルであるからに過ぎないのかもなぁ。う~ん。

 だれもがヴィデオ撮影可能なスマートフォンをところかまわず持ち歩き、都市のあちらこちらに防犯カメラが設置され、車載カメラが地上の至るところを走り回っている時代には、撮影されない事故や事件はないかのようだ。『ホミニッド』に始まるソウヤーのネアンデルタール三部作には、24時間すべての行動を記録し続ける並行世界のネアンデルタール人文明が登場していたけれど、ホモ・サピエンスたる僕たちの文明もそういう境地に近づいているということか。あ、アテクシはネアンデルタールか\(^o^)/

 以前、だれだったっけかが衛星から写される地上の精密な映像を捉えて、人間が神の目を手に入れたとかなんとか云っていたけれど、今僕たちが手にしているのは天上から地上を見下ろす神の目というよりは、もちっと多神教的な神々の目か汎神論的な神の目みたいなもんなんですかね。と、云い回しをどうこう弄ってどうなるというアレぢゃないけれど。

 とにかくまぁ驚きました、ということでφ(..)メモメモ。

 

ホミニッド-原人 (ハヤカワ文庫SF)

ホミニッド-原人 (ハヤカワ文庫SF)

 

  ソウヤー、ネアンデルタール三部作第一作。