本日の思いつき/The End of Violence
gunpointにknifepoint、年末の物騒は本邦に限ったことではないということなのかどうか。
それにしても、これしきの犯罪くらいアメリカではさぞかしありふれたものであろうと思っちゃうのだけれど、YouTubeに上がって来る報道映像を見ていると、意外と、というか、この手の犯罪が無闇に多く取り上げられていて、日常茶飯事となった犯罪に果たして報道価値があるのかどうか、犯罪件数よりも防犯カメラの津津浦浦への浸透具合のほうに興味を引かれたりすることになる。
数がバッチリ用意できるとなると、学習すべきデータはたっぷりというわけで、ここはAI活用防犯を考えていいのではないかというようなアブクの考がプクプクと浮かんで来る。
現在のAIのイメージ解析をもってすれば、ヒトの振る舞いがどのような意味を持つものなのか、かなりの精度でわかるらしい。
これにかぎらず、
- 詐欺被害の防止にAI技術を ATMカメラで異常検知 - 共同通信 | This kiji is
新機能では、ATMで振り込む際、携帯電話で通話している姿を認識すると取引を中止するよう警告を表示。出金の際に、マスクやサングラスで顔を隠していると、画面上で取り外すように促し、従わない場合は強制的に取引が終了される。
- 人工知能が「万引きGメン」に 被害額は4割減 - ITmedia NEWS
店内のカメラが来店者の不審行動を自律的に検知し、NTT東日本のクラウド経由で、店員のスマートフォンに位置や静止画などの情報を通知する。通知を受けた店員が不審者に「何かお探しですか?」などと声掛けし、万引きを防ぐ。
お役所とは関係のないAIが「Gメン」ってのはおかしくないか、というのはさておき、体調の急変や怪しい行動を見抜く力があるのなら、犯罪行為を見抜くくらいは
今や日本でだって防犯カメラの数はバカにならない。報道でも防犯カメラ映像は珍しくなくなっている。ならば、そういう映像をAIで扱えば、たとえば冒頭のヴィデオみたいな犯行現場もただちに警察その他が把握することもそうむずかしいことではないように思える。
もちろん、AIの判断を直ちに法的に意味のある証拠の類として扱うようになってはヤバいに違いないのだけれど、たとえば犯罪が行われているかのように判断される場面では、カメラ設置場所から何らかの警告メッセージが流されるとか、その場に突然スポットライトが当てられるとか、なにがしかの予防的措置を講じる手立てくらいになら、さほど大きな問題にならない運用も可能なのではないか。
というようなことをついうっかり考えてしまうわけだけれど、一方、ここに書きはしないけれど、管理者側に立って、そういったアレコレを悪用するアイディアもホイホイ浮かんで来ちゃうから、やっぱりそういうのは止したがいいか\(^o^)/
これ、年末に書いたまま公開するのを忘れていた\(^o^)/。というわけで、どの報道もちょいとばかり古いのだけれど。
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すみません、すみませんm(_ _)m
The End Of Violence: Score From The Motion Picture Soundtrack
- アーティスト: DJ Shadow,Howie B.,Ry Cooder
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考えてみれば、映画の方のアレと似ているといえば似ているかもなぁ。でも、こちらは人工衛星とかはいらないんだから、ずっと安上がりぢゃないかしら。