本日の映像/Right Up Our Alley

 まずは1度、全画面表示にてご覧になられたし。

 YouTubeの再生ページ概要欄その他には、撮影の経緯・目的その他についての記述が全然ないのだけれど、どうも地元の映像制作チームが地元のボーリング場の広告映像を制作しようとして撮影したものらしい。ざっと巡回範囲を見た限りでの日本語報道を以下に引いておく。

 《ボウリング場を縦横無尽に通り抜けていくドローンが撮影した映像が、インターネット上で話題になっている。1分半ほどの映像はワンショットで撮影されており、カットや編集は一切加えられていない》とのこと、たしかに没入感のある簡潔な映像はネット視聴者向きのものだと思える。

 オリジナルの公開はちょっと以前のものだったし、欧米ではBBCだのGuardianだのIndependentだのFoxだのその他いろいろYouTubeチャンネルでの報道があったし、といった具合だから、他にも日本語報道だってさすがにあったに違いないと思うのだけれど、情弱なアテクシのアンテナには引っかからなかったということで、乞うご容赦。

 

 本当はこういう映像、日本でだって撮られて良さそうなもの、いくらか早かった規制がものを云ってのことなのかどうか、なかなか見かけない。総理官邸屋上(だったっけか?)に放射性物質が落とされたことがやはりきっかけとしては大きかったんだろうか。軽傷者を出した小さな事故だって多少あったことはたしかだけれど、それしきのことで法規制がホイホイ採られるような繊細な規制の先行事例は本邦の法制史上滅多見られるものではないんぢゃないか。

 もちろん、ドローンの技術は殺傷兵器にも応用可能なもの*1であって、なおかつ日本の今日の技術でだってそれなりに先端的な開発ができないとも思えないから、案外アメリカかどこかからかのプレッシャーがあったんぢゃないか、みたいな陰謀論的憶測だってできちゃうのかもしれないが、しかしやっぱり放射性物質にビビる安倍晋三のブルコング面*2を思い浮かべたほうがよほどしっくり腑に落ちてしまうという我が国の切なさってところですかね。うーん。

  でももし万が一、規制が解けてドローン使いまくりの撮影ができるようであれば、たとえば、『ファミリー・プロット』の冒頭のような映像だって素人に撮れるようになっちゃうかもな、みたいなことを妄想したのだった(やっぱり無理ですかねぇ。無理かなぁ)。

立ち読み課題図書、その他

クラシック名曲「酷評」事典 上

クラシック名曲「酷評」事典 上

 
クラシック名曲「酷評」事典 下

クラシック名曲「酷評」事典 下

 

 音楽史の勉強をするぞ宣言を出してから*3早幾年。統計の勉強と並んでサボりまくりというよりも、何も手をつけていないというテイタラク、そろそろ少しくらい触っておかないと、閻魔様に舌を抜かれてしまいかねませんわな\(^o^)/

 とくに現代音楽ともなると、かつてのNHK-FM「現代音楽の時間」でかじって以降、知識の更新もほとんど絶えているもんね。さすがにどうにかごまかしておかないと\(^o^)/\(^o^)/

 

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*1:cf. 「本日の備忘録/ドローン、ゾロゾロ――High In Heaven?」

*2:cf. google:ブルコング キャプテンウルトラ

*3: たぶんもうどなたも覚えていらっしゃらないだろうけれど。宣言したエントリも未復旧だしぃ。