2月の星空情報・天文現象 - 国立天文台その他
ベテルギウスの件、《ただし、このような表面現象は、いずれ起こると考えられる超新星爆発の予兆となるものではありません》というのは、ちょっとモゴモゴした云い方のように聴こえなくもないかなぁ。だから、現在暗く変化していることを以て超新星爆発の予兆と捉えるのは誤りだと云っちゃえばいいのに。
こんなふうにせっかく一般の関心も盛り上がっているかもしれないところに
今回はこちらを2番めに。「星空情報・天文現象」と内容・構成的にこちらの方が近いもんね。
で、こちらでもベテルギウスが話題に上っている。astronomersは、「DON'T HOLD YOUR BREATH」 *1とのたもうておられるそうだから、やっぱり超新星爆発を期待するのは誤りだということか。あと10万年くらい先のことになりそうだとかなんとか。テレ東の話とはエラい違ってきてるなぁ^^;。生きているうちの御目文字は叶わないってことか。うー。
爆発の可能性を比較的大きめに勘定しているみたいな報道もある。「オリオン座のベテルギウスに異変、超新星爆発の前兆か 天文学者」(CNN.co.jp) あたりがその典型かな。明確に爆発の可能性の大小に触れた記述はないのだけれど^^;。
採録シナリオ(PDF) あり。
こちらでもベテルギウスのお話。オリオン座くらいだれもが簡単に見つけられる星座って、ちょっとないからなぁ。どうしてもオリオン座関連の話題が増えるのも仕方がないというところか。
にしても、オリオン座以外の話題が全然ないのも何なので、とりあえずその他あれこれも扱った「【特集】 冬の星空を楽しもう:冬の星座を探そう」(アストロアーツ) も挙げておきますか。
*1: meaning in the Cambridge English Dictionary.