本日の映像/ねこ様と鏡。

 この手のねこ様動画にさほどの関心を抱かない方も、一通り最後までご覧になられたし。

 

 この手の動画の中では、それなりの巧みのある作品でしょ?

 ドンデン返しとでも云えそうなラストには唸るしかない。キートンなんかの無声映画に登場するようなリアルと「鏡像」の同期の破れというオチは実に見事だ。キートンならばギャグとなる破れが、ここではギャグでもありホラーでもあるかのような、微妙な情動を喚起する。

 最後の、謂わばドンデン返しみたいなものがなければ、数多あまたある鏡に直面した動物の反応映像として、普通よりねこ様の反応が濃やかかなとは感じつつも、結局は軽く流しておしまいというところだろう。あるいはむしろ、迂闊な鑑賞者になら見過ごされても構わないとでも云わんばかりのさりげないとも見える映像の運びが、ドンデン返しのリアリティをいっそううまく醸しているというところか。

 ドンデン返しを見た後となっては、そこに至る映像も果たしてあるがままを写したものであったのかどうかが怪しく思えてくる。いかにも知的な好奇心の芽生えみたいなものを感じさせるねこ様の所作も、巧みな撮影者の作為によるもの、特殊効果や編集を駆使した結果だったのではないか……。

 おかげで、もう一度改めて見直すことになるのだが、さて、いかにも編集なりCGなりが入っているなと感じさせるような映像の破れ目が見当たらない。かといって、「ドンデン返し」を思い起こせば、目の前のそのままの映像を信じることもできない。ただ、うーん、と唸ることになる。はてさて。

 

 いやぁ、参りましたね\(^o^)/

 

立ち読み課題図書、その他

意識と自己 (講談社学術文庫)

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 まだ読んでいないのであつた\(^o^)/