本日の備忘録/Best game of chase, ever

 他人様ヒトさまtweetにて失礼*1。人為的な環境下での異種動物間の戯れは、すでに食傷気味だという方もおられるだろうし、考えようによっては問題となるアレコレなきにしもあらず、脳天気に愉しむことを咎め立てなさる方もおられるかもしれない。けれど、おもしろいんだから仕方ありませんね。

 

 けれど、このヴィデオ、どうにも解せないところがある。

 そもそものこととして、犬を鶏が追いかけるものなのかという根本的な疑問がある。近くに雛のいる巣があるのをこの犬が狙っていると案じたのではないかいうようなことも、鶏以外の鳥であれば考えられたかもしれない。雛を守らなければならないとなれば、自分よりも強そうな獣に立ち向かうことがあっても不思議ではない。けれど、卵であれ雛であれ、ヒトの管理に任せる以外になさそうな鶏に、そういう動機を考えるのは難しそうだ。

 加えて40秒過ぎあたりの鶏のジャンプ^^;。もうこのあたりになると、古典的なアニメーションの追跡シーンにおけるギャグを再現しているのではないかと思えてくる。とどのつまり、このあたり、映像をイヂった結果ではないかという疑いが兆してきてしまう。

 この部分を面白いと感じるのは、僕だけではない。アップした本人さえ、

とツイートしていらっしゃるし、その少し前からだけで再構成したヴィデオをツイートしているレスも複数ついている。けれど、そのあたりに演出・編集の類を思わせるところがあるという議論は、パッと見、ないみたいだ。

 また、同じヴィデオが公開されている「Best game of chase you will ever see.」(Imgur)でのコメントでも、特段の疑いは出て来ていないようだ。

 とすると、トムとジェリーの追い駆けっこシーンなんかで、追跡側が何かの拍子に飛び上がってしまうのは*2、アニメ作家さんたちの創作なのではなくて、実はヴィデオに登場したような動物たちの活動に対する観察の積み上げの中から拾い上げられたものだったのだろうか?

 と、また僕が考えたって意味のなさそうなことを考え込んでしまう\(^o^)/

 

立ち読み課題図書、その他

うーちゃんのまつざき

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  • 発売日: 2021/04/15
  • メディア: 単行本
 

 φ(..)メモメモ、「京アニ元社員の大村さん 松崎町が舞台 学生時代の絵本出版」(SBSnews6、YouTube)「京都アニメーション放火殺人事件」(Wikipedia)、2019年のことなのに、もうめった話題に上らなくなっちゃったな。当事者さんにはまだまだ生々しい出来事のままなのだろうけれど。

 

 具体的にこの製品がお薦めというわけではなくて、TLで話題になっていたのが気になったということで。耳の保護みたいなことが上がっているけれど、こうしたベルトはマスクの密閉度を高めるのにそれなりの効果があるらしい。たしかに、使い捨ての不織布マスクでは、どうしてもマスクと顔の間に隙間が出来てしまうことってあるもんなぁ。というわけで、Amazon.co.jpでの「マスクバンド」検索結果。

 

転がる香港に苔は生えない (文春文庫)

転がる香港に苔は生えない (文春文庫)

  • 作者:星野 博美
  • 発売日: 2006/10/06
  • メディア: 文庫
 

 読み返したいのだけれど、行方不明。引越しの折に紛失した疑い濃厚。いつ失くしたのかがわかっても取り戻せないのでは意味がない。うー。買い直すしかないかぁ。

 

*1: ただし、適当なキーワードでググると、これがオリジナルのアップロードであるとはいえないようだ。e.g. 「Australian Shepherd Plays With Rooster」(Tammy Sattler、YouTube)など。これは公開日付が2020年8月24日になっている。概説欄の説明を見ると、これがオリジナルかなとも思えるが、公開チャンネルには他の動画が公開されておらず、チャンネルの性格もよくわからない。他に同じ犬と鶏の組合せが登場するヴィデオでも複数あれば、いくらか確信も持てそうなのだけれど。

*2: うーん、念のために飛び上がるシーンを確認しようとしたのだけれど、記憶の中にあるような派手な飛び上がり方を見せる追跡場面は見当たらない。e.g. 「Tom & Jerry | All That Chase! | Classic Cartoon Compilation | WB Kids」(WB Kids、YouTube)。何かの記憶錯誤なのだろうか。それともさらに時代を遡る映像になら登場していたんだろうか(『トムとジェリー』に関しては白黒世代なもので\(^o^)/)。このへん、折があれば確かめてみたいかもなぁ。