本日の備忘録/How A.I. Is Changing Hollywood

Behind some of the coolest premium effects in Hollywood is the invisible aid of artificial intelligence. Machine learning is helping create previously unimaginable moments in media today. Let's examine how A.I. is changing Hollywood's creative workflow.

 18日の公開。先日の「本日の備忘録/Artificial Intelligence Helps Make Movies Speak Many Languages」のネタと同様の話題を扱ってなお詳しいというわけで、新たに加えるべきコメントも今のところないのだけれど、とりあえずここで取り上げるだけ取り上げておく。実をいえば、自動生成英語字幕もまだちゃんと読んでないしぃ\(^o^)/。

 いくらか注意しておいていいかと思われるのは、当たり前と思われる映像であっても、たとえばウォーホールの姿みたいに、CGではない実写によるものと見えるような映像であっても、実はAIを介して成立したものになっているというあたり。おまけに、本物と聞き分け難い音声がつくとなると……。しかも、こうした技術開発は現在も日々進んでいる。現実と見紛うばかりの非現実的映像の辿り着く先はまだまだ見えない。なにかと、うひ~、だな。

 

 世間的にはヴァーチャルリアリティを扱った本ということになるのかもしれないが、実際にはコンピュータ技術によるイメージの変貌全般が論じられているという感じ。映画も『ジュラシック・パーク』やら『フォレスト・ガンプ』やら、当時としては先端的なCGを駆使した作品が取り上げられていたんぢゃなかったかな。

 あんまり話題にならずじまいだったような気もするけれど、値段が安ければまだまだ売れてもバチは当たらなかったんぢゃないかしら。議論の枠組みが古典的で*2、まずわかりやすくて悪くない本だった。本の傷み具合が気にならないヒトには、今でもお薦めできるんぢゃないかと思う。定価ならさておき、現在のマケプレ価格なら間違いなくそう申し上げておいていい。

 

*1: いつの間にやらタイトルが「3 Ways VFX Artists Use A.I. In Hollywood | WIRED」に変更されている。あらま。というわけで、これは公開当初のタイトル。

*2: だから流行らんかったのかなぁ。